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F1 ニュース

投稿日: 2019.07.30 11:24
更新日: 2019.07.30 11:25

ホンダ本橋CEインタビュー:クビアトがサバイバルレースで3位表彰台の快挙。「トロロッソもホンダも、うまく噛み合ってこその結果」/F1ドイツGP

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F1 | ホンダ本橋CEインタビュー:クビアトがサバイバルレースで3位表彰台の快挙。「トロロッソもホンダも、うまく噛み合ってこその結果」/F1ドイツGP

 2008年以来11年ぶり、チーム創設二度目となったトロロッソの表彰台は、ホンダと組んでから2年目の大きな成果でもあった。パートナーが始まって以来、ずっとトロロッソのスタッフと苦楽を共にしてきた本橋正充チーフエンジニアは、初めて駆けつけた表彰台の下で、彼らと抱き合いながら獣のような咆哮を上げていた。

――やった~という感じですか。
本橋正充チーフエンジニア(以下、本橋CE):ほんとですね。トロロッソと去年から組み始めて、少しずつ結果は出ていたんですが、今年に入って今ひとつ結果が伴わないレースが続いていました。なので本当に、やった!って感じです。しかもこの難しいコンディションの中を、生き残っての表彰台ですからね。トロロッソもホンダも、うまく噛み合ってこその結果だと思います。

――トロロッソにとってはチーム創設以来、二度目の表彰台。ホンダにとっても、もしあのまま1−2フィニッシュできてたら、1991年のゲルハルト・ベルガー、アイルトン・セナ(マクラーレン・ホンダ、1991年の第15戦日本GPでワンツー)でした。
本橋CE:そうですか(笑)。まあ、狙いたかったですけどね。ただフェラーリもかなり速いペースで迫っていたし、ドライバー含め頑張ったんですけど、2位は守れなかったですね。

――(アレクサンダー)アルボンはレース前、「ウエットは得意だけど、前日までの練習なしのぶっつけ本番はきついかな」と言っていました。
本橋CE:アレックスにとってF1のウエットレースは、初体験でした。しかしスタート直後の渋滞も、あの視界がまったくない状況で非常にうまく運転してくれた。セーフティカーが入ったりしましたが、終始いいペースで走ったので、それがあの6位に結びついたかなと。


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