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F1 ニュース

投稿日: 2016.10.12 15:10
更新日: 2016.10.12 15:21

ロバート・クビカ、2017年は「90パーセント以上の確率でサーキットに戻るだろう」

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F1 | ロバート・クビカ、2017年は「90パーセント以上の確率でサーキットに戻るだろう」

 すでにクビカの元にはいくつかのオファーが届いているということだが、クビカ自身が「何をどうしたいかを、よく考えて」決断したいと語る。

「もちろん、レベルの高いプロフェッショナルな領域でサーキットにカムバックすることを楽しみにしている。けれど同時に、僕自身の物理的な限界についても冷静に考える必要がある」

 2011年にシュコダ・ファビアS2000を貫いたガードレールにより、右手首に致命傷を負ったクビカだが、懸命の治療とリハビリにより大きく機能を回復した。それでも、まだ可動域が完全に回復するには至っていない。

「マシンのストッピングパワーがとても印象的だった」とクビカ
「マシンのストッピングパワーがとても印象的だった」とクビカ

 今季は、元WRCのライバルとして競い合ったマーティン・プロコップの運営するチームで、メルセデスSLS GT3をドライブしてムジェロ12時間耐久に参戦し、事故以来初のサーキット・レースに復帰。先日には、ルノー・スポール・トロフィーのワンメイクカップにゲスト参戦し、表彰台も獲得している。

 クビカはコルシカ島で何人かのWRCチーム関係者と会ったが、同時にこの3年間のWRC活動を通じていくつかの「心残り」もある、と認めた。

フォード・フィエスタで参戦した今季のモンテカルロはクラッシュで終えていた
フォード・フィエスタで参戦した今季のモンテカルロはクラッシュで終えていた

「(ラリー参戦の)機会を失うと、いくつかの領域において残念な気持ちが残ったままになる。ここまでのラリーの経験の中で、僕はたぶん“何か間違ったこと”をしていたんだろう」

「ラリーを戦うなかで、僕は多分いくつかの判断をサーキット・ドライバーとしての考え方で下していた。だから僕は自分自身を、ラリーストとして十分に信頼できないままだった」

「もし自分にWRC(へのチャンス)がなくなった時は、サーキットに戻るだろう」

元WRCドライバーのマーティン・プロコップとともにムジェロ12時間にも参戦
元WRCドライバーのマーティン・プロコップとともにムジェロ12時間にも参戦


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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