フェルスタッペンがほぼ1周を走り終えようやくマシンを止めた後、31周目にメルセデスはVSCを利用してふたりのドライバーに2回目のピットストップを行わせた。
リカルドは2回目のストップをその6周前に行っていたため、ロズベルグが順位を上回り2位でフィニッシュすることになった。
「これは起こりうるケースだ」とホーナーは考えている。
「ことがうまく進んでいたら、我々はニコのポジションにいられただろう。彼は36周目か37周目でソフトタイヤに履き替えていただろうからね」
「そして我々のペースにはアドバンテージがあっただろうから、ニコはVSCのおかげで2位になるかわりにその順位を争わなければならなかっただろう」
「ニコをマックスにアンダーカットさせるチャンスがあったということは、タイヤのアドバンテージがあったとしてもニコは二台のマシンを抜かなければならなかったかもしれないということだ。」
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