●90回目のポールポジション/ルイス・ハミルトン
レーシングポイントやウィリアムズの躍進に湧いた予選だったが、メルセデスの速さは異次元。ルイス・ハミルトンは自身90回目のポールポジションをコースレコードで達成。バルテリ・ボッタスが2番手に入りフロントロウを獲得した。
ハミルトンのポール歴代記録に目を移すと、通算獲得回数は最多で2位はミハエル・シューマッハーの68回。年間最多獲得数で見ると2016年の12回が最高で、歴代1位は2011年のベッテルが15回。また連続ポール記録は7回で、歴代1位はアイルトン・セナの8回だ。
Lewis Carl Davison Hamilton and quali Saturdays. ??
Name a mode iconic duo, we’ll wait. pic.twitter.com/eVUooHexYf
— Mercedes-AMG F1 (@MercedesAMGF1) July 18, 2020
●覚醒。驚速のレーシングポイント
ハンガリーGP決勝は4台のメルセデスが前列を独占したと言っても過言ではない。
シーズン開幕前から”ピンクメルセデス”の異名を取り、台風の目となることが予測されていたレーシングポイントがついに本領を発揮。セカンドロウ独占という形で予選を終えた。
2019年モデルから一体どこが改善されたのか?気温や路面温度の違いはあれど、ランス・ストロールの昨年と今年のアタックを比較してみると、コーナリングスピードが明らかに速くなっている。ダウンフォース量が大幅に拡大し、またマシンバランスの良さが推察できる。
From P17 and P19 on the Hungaroring grid in 2019
To locking out the second row in 2020
What a day for @RacingPointF1 ?#HungarianGP ?? #F1 pic.twitter.com/qoGSYr5fCo
— Formula 1 (@F1) July 18, 2020
Lance is all of us right now. Every single one of us ???#HungarianGP #F1
— BWT Racing Point F1 Team (@RacingPointF1) July 18, 2020