オーストラリアGPで大クラッシュを喫したフェルナンド・アロンソがバーレーンGPに出場できるかどうかは、木曜、FIAの医師のチェックを受けた後に正式に確定する。
開幕戦決勝でのクラッシュは非常に大きなものだったが、アロンソはその直後のメディカルチェックをパスしており、マクラーレンはアロンソが欠場を強いられる懸念を全く示していない。アロンソ自身も今週、「オーストラリアでクラッシュをしたが、バーレーンに向かうことができるのがとても嬉しい。しばらく休んだし、またマシンに乗るのが待ちきれない思いだ」と語っている。
しかし30日、The Sunが、FIAの医師団がアロンソの出場を許可しない可能性もあると伝えた。
同紙に対し、マクラーレンのスポークスマンは「大きなアクシデントがあったときのルーティンとして、フェルナンドは木曜朝、F1パドックでFIA医師と所定のミーティングを行います」とコメントしたという。
The Sunは、アロンソが2015年のプレシーズンテストで大きなクラッシュをしていることが医師の判断に影響するかもしれないと報じている。アロンソは昨年テスト中のクラッシュにより脳震盪を起こしたため、大事をとって開幕戦を欠場した。
マクラーレンは万が一アロンソが出場できない場合にはリザーブドライバーのストフェル・バンドーンを乗せるとThe Sunは伝えているが、今季スーパーフォーミュラに参戦するバンドーンは、岡山国際サーキットで3月31日～4月1日に開催される公式テストに向け、現在準備を行っている。
