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F1 ニュース

投稿日: 2016.12.27 19:00
更新日: 2016.12.27 19:17

20万人の観衆は何処へ?落日のドイツGP【今宮純のF1ゴールデンラズベリー賞2016】 Part2

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F1 | 20万人の観衆は何処へ?落日のドイツGP【今宮純のF1ゴールデンラズベリー賞2016】 Part2

 モータースポーツ・ジャーナリスト今宮純氏によるシーズンオフ特別企画、期待していた結果や状況に対してもの足りなかった――イマイチだった各部門賞をノミネートする『今宮純のF1ゴールデンラズベリー賞2016』。今夜はパート2の発表だ。

☆コースレイアウト:ヨーロッパGP

波乱もなく、単調なレースに
波乱もなく、単調なレースに

 なぜか『ヨーロッパGP』タイトルで初開催されたアゼルバイジャン共和国での第8戦、バクー・シティー・サーキットは前代未聞の高速公道レイアウトと言えるだろう。全長6003mの3分の1以上の2Kmがストレート、長ければいいというものではない。

 セクター1はグイッとこじるだけの直角コーナーばかり。セクター2のターン8から10はコース幅7.6m(公称)、実際はもっと狭く、まるで路地裏だ。セクター3はやや曲がっているが、延々と長いストレートでル・マン並みの最高速360キロオーバー。良く言うと3つのセクターは変化に富んでいるけれども全体的なリズム感に欠ける。

 ドライバー達には契約上、批判できない縛りがあっても本音コメントはネガティブ。スタンドも少なく観客の盛り上がりもイマイチ……。昨年復活したメキシコGPの、古くても新しさがあるコースに比べるとバクーは漠然としたコース、ちなみにその新メキシコGPもここバクーもロズベルグがきっちり勝利した。


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