アルピーヌF1チームは、F1第21戦サウジアラビアGPのためにサウジアラビアに滞在している。
サーキットについて
・ジェッダ・コーニッシュ・サーキットは、F1カレンダーの中で2番目に長く、今シーズンのどのサーキットよりも多い27のコーナーが存在する。
・平均速度は約252km/hと予想されており、これはモンツァに次いでカレンダー上2番目に高く、ストリートサーキットとしては最速だ。
・またこのコースは、著名なF1建築家ヘルマン・ティルケの息子であるカーステン・ティルケがデザインを担当している。
・今週末は、シンガポール、バーレーン、アブダビ、カタールで開催されたグランプリに続く、F1史上5回目のナイトレースとなる。
ドライバー/チームについて
・前戦カタールGPでのフェルナンド・アロンソの表彰台獲得は、彼のF1キャリアにおいて98回目、2014年のハンガリーGP以来のことだった。
・今シーズン77ポイントを獲得しているアロンソは、フェラーリのドライバーを務めていた2014年以降では最も多くのポイントを積み重ねている。
・アロンソは中東で3回優勝している。（2005年、2006年、2010年のバーレーン）
・ルノーのエンジン／PUは、過去17年間の中東でのレースで8人の勝者を生んだ。
・エステバン・オコンの中東での最高成績は、彼にとってキャリア初の表彰台となった2020年サクヒールGPでの2位である。
・カタールでの5位入賞は、7月に開催されたハンガリーGP以来の好成績となった。
・アルピーヌの両ドライバーは、今週初めに名誉ある2021年バロンドールの授賞式に登場し、パリの中心部を新型アルピーヌA110 Sで周ったあと、トロフィーをステージに届けた。
・チームのパートナーであるカストロールは、今週末、チームとの100回目のグランプリを迎える。これを記念して、A521には特別仕様のカラーリングが施される。
アルピーヌ・アカデミーについて
・1カ月以上の中断を経て、2021年のFIA-F2はジェッダで閉幕を迎える。アルピーヌ・アカデミーのドライバーであるオスカー・ピアストリと周冠宇は、チャンピオンシップ・ランキングで1番手と2番手を占めており、ピアストリは周に36ポイントのリードを持っている。
・同じくアルピーヌ・アカデミーのドライバーであるクリスチャン・ルンガーは、ランキング11番手からの躍進を狙っている。
・ピアストリは、ソチで開催された前回のF2でポールポジションを獲得し、レースでも優勝した。
・周はフィーチャーレースを6位で終えたが、今年のF2ではすべてのラウンドでポイントを獲得している。
・ルンガーは、ソチの2つのレースで7位と9位に入り、ダブルポイントを獲得した。ジェッダではベストの状態を取り戻すことを目指している。
