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F1 ニュース

投稿日: 2022.07.13 16:58
更新日: 2022.07.13 17:05

マクラーレンF1のCEO、リカルドとの契約解除の噂を否定「彼の能力を信じ、全力でサポートし続けていく」

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F1 | マクラーレンF1のCEO、リカルドとの契約解除の噂を否定「彼の能力を信じ、全力でサポートし続けていく」

 マクラーレン・レーシングのCEOザク・ブラウンは、ダニエル・リカルドとの現契約を途中で解除するつもりはなく、リカルドは2023年末までチームで走ると認め、チームは今もリカルドの能力を信じ、彼がそれを発揮できるよう全力でサポートしていると主張した。

 リカルドは2021年、マクラーレンに加入、この際に2023年末までの契約を結んだ。しかしそれ以来、予想外の不調が続いており、今年の5月、ブラウンが『Sky』に対し、リカルドはチームの期待に応えられていないと公に認めたことで、今季末でチームが契約を解除するのではないかという憶測が持ち上がっている。当時ブラウンは、リカルドの契約を早期に条件付きで終了できる契約上の「仕組み」があるともほのめかしていた。

 その後、ブラウンは、自分の率直な発言がうわさを加速させたものの、リカルドとの関係は今も良好であり、彼は2023年に残留すると示唆し、自身の姿勢を明確にした。

『Fox Sports Australia』が7月8日に発表した記事のなかで、「リカルドはチームとの契約を最後まで全うするか」という質問に対して、ブラウンは「そうだ」と肯定的な答えを返したと報じられている。

「彼はファイターだし、我々があの発言をした後、彼のリザルトはランド(・ノリス)にかなり近づき、ランドに勝つこともあった。彼を奮い立たせる何かがあったのかもしれない。我々は彼と仕事をするのが好きだし、彼はこのチームを非常に気に入っている。勝つ力があるマシンを用意すれば、彼は優勝できる。そのことを目にしてきた」そうブラウンは述べている。

「彼は、昨年は良いシーズンだったとは感じていなかったようだが、それでも優勝した。だから力はあるのだ。我々はそれを解放する方法を見つけ出し、より快適に走れるマシンを与えなければならない」

マクラーレン・レーシングCEOザク・ブラウン
マクラーレン・レーシングCEOザク・ブラウン

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この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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