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F1 ニュース

投稿日: 2017.01.27 17:30
更新日: 2017.01.28 02:59

メルセデス代表、F1新オーナーによる“場当たり的”なレギュレーション変更を危惧

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F1 | メルセデス代表、F1新オーナーによる“場当たり的”なレギュレーション変更を危惧

 F1を買収し新オーナーとなったリバティ・メディアが、新規ファンを獲得するために場当たり的なレギュレーション改訂を行った場合、既存のファンを混乱させてしまうリスクがあると、メルセデスAMGのチーム代表を務めるトト・ウォルフが警告した。   

 リバティ・メディアは、F1の買収手続きを23日に完了させ、長年にわたってCEOを務めたバーニー・エクレストンは同日に退任した。その動きのなかで、リバティはF1の再活性化を行うと予想されている。

 しかしウォルフは、ショーを改革するいかなる動きにも充分な検討が必要と考えており、既存のコアなファンを遠ざける施策を取らないよう、強く警告した。

「我々は、F1を機械を使うスポーツだと再認識する必要があると思う。そのため、レギュレーションに関しての意見は、常にふたつに別れる」とウォルフはインタビューで述べた。

「一方ではあることが気に入らないという人々がおり、一方では満足している人々がいる。それは自然なことだ。だが、ひとつ重要なのは、“ベータテスト”的な勇み足のレギュレーション変更を行わないことだ」

「我々は、適正な評価が済んでいないルールやレギュレーションを施行することで、F1を長く観ているファンを混乱させてはならない」

「科学的アプローチでデータを活用し、他のスポーツやエンターテイメントでは何が有効なのか吟味し、それをF1の持つ偉大な強みと利点に組み合わせなければいけない」


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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