マクラーレン・ホンダF1が24日、2017年シーズンに投入する新車『MCL32』を発表。オレンジ&ブラックのカラーリングに一新されたシャシーに搭載されるパワーユニットも大幅な変更が加えられているという。その変更点と、F1復帰3年目を迎える17年への意気込みを、ホンダF1プロジェクト総責任者である長谷川祐介氏がコメントした。
■より軽く、低重心に。パワーユニットのコンセプトを大変更したホンダ
ホンダは17年シーズンに向け、パワーユニットの構造を一新。パワーアップし、なおかつ軽量なものを投入する。また、3年目を迎えるマクラーレンとの協力体制も日々強固なものとなっているという。
16年にホンダF1プロジェクトの総責任者に就任し、2年目のシーズンを迎える長谷川氏は「過去2シーズンで得た経験を基に、17年シーズンはパワーユニットのコンセプトを大きく変更しました。新型パワーユニットRA617Hは、すべての主要コンポーネントの見直しを図り、低重心化と軽量化、ICE(エンジン本体)のパワー向上を実現しています」と語る。
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