オレンジとブラックのカラーリングをまとったマクラーレンの2017年型車には、ソーシャルメディア上でファンから様々な感想が寄せられている。チームのエグゼクティブディレクターを務めるザック・ブラウンは、ニューマシンを擁護する発言をしている。
チームは『MCL32』のカラーリングがマクラーレンの伝統色であるオレンジに戻ることをほのめかしており、24日の発表会に向けては期待が高まっていた。新たな外観を歓迎する意見もある一方で、バージンやスパイカーなど、かつてのバックマーカーを彷彿とさせるとの、嘲笑にも似た意見もある。
ブラウンは、今回のデザインがコアなマクラーレンファンを魅了するだろうと確信しており、以下のように語っている。
「(マシン製作の)過程には、多くの人間が関わってきた。外観については何種類ものデザインを試し、様々な意見を得た。保守的なマクラーレンファンになら、リアに描かれた模様がマクラーレンのマークであることがわかるだろう。これも含めて、我々はこの明るいオレンジが最適だと考えた」
「マシンに近づいてみると、ブラック部分は異なる仕上げになっていることも見て取れる。エレガントでありながら、インパクトに満ちたものにしたかった。テレビ映りについても、とてもよく考えられている。フロントから見るとオレンジ一色のマシンだが、サイドから見るとそうではない」
1 2
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています