2日、スペインのカタロニア・サーキットで第1回F1合同テストの最終日が行われており、午前中のセッションは、フェラーリSF70Hをドライブするキミ・ライコネンがトップタイムをマークした。
ピレリの新型ウエットタイヤとインターミディエイトタイヤをテストするため、散水車による人工的なウエットコンディションが作り出され、開始された4日目のセッション。ライコネンとレッドブルのマックス・フェルスタッペンは、ウエットタイヤで1分40秒台のタイムを記録した。
その後、フェルスタッペンはインターミディエイトタイヤを履き、1分29秒台のタイムを記録。時間が経過するにつれ路面は乾いていき、ライコネンがトップタイムをマーク。2番手にはハースのロマン・グロージャン、3番手タイムはマクラーレンのストフェル・バンドーンが記録した。
ウイリアムズは前日のランス・ストロールのクラッシュによるダメージが大きく走行を断念。トロロッソはルノーのパワーユニットにトラブルが発生し、ダニール・クビアトは午前中のセッションでタイム計測を行うことができなかった。
■第1回バルセロナ合同テスト4日目午前 結果
Pos | No | Driver | Team | Time | Laps |
---|---|---|---|---|---|
1 | 7 | キミ・ライコネン | フェラーリ | 1'22.305 | 45Laps |
2 | 8 | ロマン・グロージャン | ハース | 1'22.739 | 48Laps |
3 | 2 | ストフェル・バンドーン | マクラーレン | 1'23.918 | 34Laps |
4 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | 1'23.920 | 43Laps |
5 | 11 | セルジオ・ペレス | フォース・インディア | 1'24.893 | 25Laps |
6 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー | 1'24.974 | 51Laps |
7 | 36 | アントニオ・ジョビナッツィ | ザウバー | 1'25.037 | 37Laps |
8 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1'36.512 | 8Laps |
9 | 26 | ダニール・クビアト | トロロッソ | no time | 1Laps |
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