テキサス・モータースピードウェイで開催されているインディカー・シリーズ。9日に行われた予選で、キャリア109戦目で初のポールポジションを獲得したチップ・ガナッシ・レーシングのチャーリー・キンボールはチームスタッフに感謝を述べた。
2011年にチップ・ガナッシ・レーシングからインディカーデビューを果たしたキンボール。1型糖尿病を患いながら活躍するファイターだ。
参戦1年目はトップ10フィニッシュが2回のみと苦戦していたが、徐々に力をつけ2013年のミドオハイオ戦ではインディカー初勝利を挙げている。
昨シーズンは、5位フィニッシュが最上位も安定してポイントを重ねシリーズ9位で終えたが、今季はフェニックスとデトロイトレース2での8位が最上位と不振にあえいでいる。
テキサス戦では走り始めから速さを見せプラクティス1回目では2番手。予選ではチームメイトのスコット・ディクソンを上回りトラックレコードを更新して自身初のポールポジションを獲得した。
「ポールを獲得できて本当に興奮しているよ。クルーたち全員がそれに値するよ。チップ・ガナッシ・レーシングのみんなは、とてもハードに仕事をしてきた。いい時も悪い時も、苦しい時も一年中、僕の背中を支えてくれた」
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