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海外レース他 ニュース

投稿日: 2017.07.14 11:17
更新日: 2017.07.14 11:18

豪州スーパーユート、新生ピックアップ選手権は2018年開幕。マツダも参戦へ

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海外レース他 | 豪州スーパーユート、新生ピックアップ選手権は2018年開幕。マツダも参戦へ

 オーストラリアの人気シリーズ、VASCヴァージン・オーストラリア・スーパーカーのサポートイベントとして、シリーズ創設がアナウンスされていたピックアップ・トラックの新選手権“スーパーユート”が、当初の計画より遅れて2018年の正式発足を目指すことを発表。VASC第7戦タウンスビルの会場でラウンチが行われた。

 シリーズ名の“ユート”とは、豪州の自動車市場で馴染みのあるピックアップ・トラックを指すカテゴリーで、これまではホールデン・コモドアなどをベースとしたセダン派生型ユート選手権の“V8ユート”が開催されてきた。

アンベイル会場には4車種のピックアップトラックが集結した
アンベイル会場には4車種のピックアップトラックが集結した

 そのV8ユートに代わる新選手権として2018年からスタートする“スーパーユート”は、昨今の世界的SUV人気にあわせて、さらにオフロード志向のダブルキャブ・トラックを基本とし、後輪駆動のディーゼルターボ車のみというレギュレーションとなる。

 7月8~9日にタウンスビルのパドックで公開されたスーパーユートの概要では、2018年のシーズン初年度に向け、すでにフォード、三菱、マツダ、トヨタ、いすゞの5メーカーがホモロゲーション申請を行ったことが発表され、会場ではすでに完成しているロスストーン・レーシングのフォード・レンジャーと、シーダーズ・レーシングチームのミツビシ・トライトンがアンベイルされた。

 本来、このタウンスヴィルにおいて暫定的なオープニングレースを開催する予定だったスーパーユートだが、その計画が遅れた代わりに、新たにマツダとトヨタの参戦をアナウンス。

『マツダBT-50』は、ピータース・モータースポーツがシリーズへの参戦を表明
『マツダBT-50』は、ピータース・モータースポーツがシリーズへの参戦を表明

 現地で販売される『マツダBT-50』と『トヨタ・ハイラックス』がシリーズにエントリーすることとなる。

 そのほか『いすゞ・D-MAX』や『ホールデン・コロラド』といったピックアップモデルもホモロゲ申請を済ませており、参戦チーム次第ではこれらのモデルもシリーズに登場することとなる。

早くから参戦を表明していた『ミツビシ・トライトン』。多くの共通パーツが設定される
早くから参戦を表明していた『ミツビシ・トライトン』。多くの共通パーツが設定される


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