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投稿日: 2019.04.27 18:37
更新日: 2019.09.01 11:02

FIA-F2第2戦アゼルバイジャン レース1:荒れたレースをエイトケンが制す。ポールの松下は不運に泣く


海外レース他 | FIA-F2第2戦アゼルバイジャン レース1:荒れたレースをエイトケンが制す。ポールの松下は不運に泣く

 平穏にレースが進行し始めた矢先の19周目、チョウ・グアンユー(ユニヴィルトゥオーシ)が前を行くファン-マヌエル・コレア(ザウバー・ジュニアチーム)にオーバーテイクを仕掛ける。

 しかし、グアンユーはコレアの右リヤタイヤにフロントウィングを引っ掛け、破損。コース上にマシンを止めてしまう。また6番手を走行していたタチアナ・カルデロン(BWTアーデン)が電気系のトラブルでストップ。これによりSCが導入されレースはリセットされた。

 SCは21周目に解除。だがリスタート時に接触があったかセッテ・カマラがスピンしストップ、今日3度目のSCに。

 多発したトラブルによってレースは制限時間の60分に迫る。トラブルのマシン回収を行いながらSCランが進行していく。この時点で上位は、首位エイトケン、後続にデ・フリース、ラティフィ、ジョーダン・キング(MPモータースポーツ)を従える。

 そして残り5分となった23周目にSCが解除、ようやくレースが再開。キングがラティフィを捉え3番手に浮上する。

 そして制限時間の60分が経過。25周のレースを制したのはエイトケンで、2018年第3戦スペインのレース2以来、2度目の優勝となった。また残り2周でファステストラップを記録している。

優勝したジョーダン・キング(MPモータースポーツ)

 2位にはデ・フリース、3位にはキングが入った。

 ポールでスタートするも序盤のトラブルで順位を下げた松下は、結局13位でフィニッシュ。最終ラップにファステストラップを記録したが、10位以内でのフィニッシュが叶わずボーナスポイントの対象にはならなかった。予選から速さを見せるも不運に泣かされるレースとなった。

 終わってみれば7台がリタイアする大荒れの展開となったレース1。レース2は日本時間4月28日(日)18:10から行われる。

■FIA-F2第2戦アゼルバイジャン 決勝レース1 リザルト

Pos. No. Driver Team Time/Gap
1 15 J,エイトケン カンポス 26Laps
2 4 N.デ・フリース ART 2.221
3 16 J.キング MPモータースポーツ 4.134
4 6 N.ラティフィ ダムス 4.604
5 14 D.ボッコラッチ カンポス 9.499
6 8 L.ギオット ユニ ヴィルトゥオーシ 9.613
7 10 S.ゲラエル プレマ・レーシング 12.313
8 12 J-マヌエル・コレア ザウバー・ジュニアチーム 13.154
9 3 N.マゼピン ART 13.676
10 19 A.ユベール BWTアーデン 18.2
11 17 M.ラフーナサン MPモータースポーツ 29.198
12 21 R.ボスチャング トライデント 1’00.507
13 2 松下信治 カーリン 1Lap
14 5 S.セッテ・カマラ ダムス DNF
15 1 L.デルトラズ カーリン DNF
16 11 C.アイロット ザウバー・ジュニアチーム DNF
17 18 T.カルデロン BWTアーデン DNF
18 7 Z.グアンユー ユニ ヴィルトゥオーシ DNF
19 9 M.シューマッハー プレマ・レーシング DNF
20 20 G.アレジ トライデント DNF

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