FIA世界耐久選手権(WEC)とフォーミュラEのスケジュールがバッティングしている問題について、WEC側はドイツ・ニュルブルクリンク戦の日程を変更する用意を進めているようだ。
WECのニュルブルクリンクラウンドは元々、フォーミュラEのモントリオールでのダブルヘッダーレースと日程が衝突していた。(その後フォーミュラEのスケジュール変更により、モントリオールePrixとニューヨークePrixの開催順序が入れ替わっている)
現時点で開催地が確定していないF1ドイツGPがホッケンハイムで行われる公算が高まっていることを受け、WECのジェラルド・ヌブーCEOは来年の7月16日に組み込んでいるニュルブルクリンク戦を1週間遅く開催できる可能性があると明らかにした。
WECニュルブルクリンク戦が7月23日に開催されることになれば、フォーミュラEのニューヨークePrixとモントリオールePrixの間に行わることになるため、日程重複は回避される。
「今年のスケジュールからニュルブルクリンク戦を1週間前倒ししたのは、F1開催の2週間以内にニュルブルクリンクでレースを行えないからだ」とヌブー。
「FIAや(フォーミュラEのCEOである)アレハンドロ・アガグ、それに参戦するドライバーたちには、日程変更の可能性を伝えてある」
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