16年のGP3タイトルを獲得したフェラーリの育成ドライバー、シャルル・ルクレールは、16年シーズンは自身のレーシングドライバーのキャリアのなかで初めてプレッシャーを感じた年だったと明かした。
ルクレールは16年、フェラーリ・ドライバー・アカデミー(FDA)に所属し、マクラーレンの育成ドライバーであるニック・デ・ブリス、ホンダの育成ドライバーである福住仁嶺、そして最終戦までタイトルを争ったアレクサンダー・アルボンとともに、ARTに所属しGP3のデビューシーズンを戦った。
「周囲の環境が変化し、僕の肩には大きなプレッシャーの荷がのしかかっていた」とルクレールは回想する。
「FDAに所属した最初の年だったし、人々がフェラーリのドライバーに期待しているような最良の結果を残したかったからね。共に戦ったARTに関しては、GP3のシリーズでベストなチームだから、それに相応しい結果を残す必要があった。3人のチームメイトも、本当に速かったんだ」
「大きなプレッシャーを感じる、タフで難しいシーズンだった。そのなかでタイトルを獲得でき、とても嬉しいよ」
「おかげで今ではプレッシャーに対処できるようになったよ。GP3に来るまでは、そんな経験は1度もなかったから。そういった(経験を積めた)意味でも、素晴らしいシーズンだったね」と語る。
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