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F1ニュース

投稿日: 2009.11.23 00:00
更新日: 2018.02.15 16:37

メルセデスGP:二コ・ロズベルグ加入のプレスリリース


 2010年からはメルセデスGPとなる、旧ブラウンGPは11月23日に二コ・ロズベルグのチーム加入を発表。そのリリースの内容は次の通り。

二コ・ロズベルグ、F1でメルセデスをドライブ
2009年11月23日 11:02

 2010シーズンからドイツ人ドライバー、二コ・ロズベルグはF1世界選手権を新しいメルセデスチームで戦うこととなった。メルセデス・ベンツ・モータースポーツが本日発表をした。

 24歳の二コ・ロズベルグは、彼の父、ケケがF1世界チャンピオンを獲得した3年後の1985年6月27日にドイツのビエスバーデンで生まれ、父親からレーシングDNAを引き継いだ。

 8歳で二コ・ロズベルグはレーシングカート始める。1997年から2000年まではMBMチーム(メルセデス・ベンツ・マクラーレンの育成プログラム)で走り、F1でのパートナーが若い才能を育ててきた。当時の二コのチームメイトは、2007年からマクラーレンをドライブし、2008年のF1世界チャンピオンであるルイス・ハミルトンだった。2000年には、フォーミュラAヨーロッパ選手権で2位。2年後、彼にとって初めての4輪レースとなるフォーミュラBMW ADACに参戦、18レースで9勝を挙げ、デビューイヤーにしてタイトルを獲得した。タイトル獲得の賞典としてウイリアムズF1のテストドライブを行ったのは17歳の時、二コはそのような機会を与えられた最も若いドライバーだった。

 2003、2004年は新しくなったF3ユーロシリーズに参戦、初年度はルーキーランキングで2位となり、04年は総合4位となった。翌年の2005年GP2シリーズにステップアップ、F1との併催のレースでタイトルを獲得した。

 2006年のシーズン開幕戦、3月12日のバーレーンは二コの初のF1レースとなった。ここで彼は7位、ファステストラップをマーク。これまでウイリアムズから70グランプリに出場、75.5ポイントを獲得。08年のシンガポールGPでの2位がF1での最高位となっている。09シーズンは二コのF1ベストとなるシリーズ7位、34.5ポイントマークしている。

 二コ・ロズベルグはドイツ、モナコ、イビザで育ち、母国語に加えて流暢な英語、イタリア語、フランス語を話す。

二コ・ロズベルグ:
「2010年、シルバーアローの再出発でドライバーとして関われることになり、とてもうれしい。他のどのブランドも、このようなF1での長い伝統を持ってはいない。メルセデスのためにドライブができ、ロス・ブラウンと働くことができることを光栄に思う。今までで一番モチベーションが高く、新しいシルバーアローでのテストや来季バーレーンでの最初のレース、3月14日が待ち遠しくてしょうがない」

ロス・ブラウン/チームプリンシパル:
「我々はメルセデスチームに、一緒に働くことを待ち望んでいた二コ・ロズベルグを迎えることができ喜んでいる。二コは素晴らしい才能と4年間のF1経験によって、我々のチームに対して、スタートからすぐに多大なる貢献をもたらすことができる。私は彼の父、ケケのF1キャリアにおいて一緒に楽しく働いた。今度は二コがその足跡をたどることを見守ることができるのは素晴らしいことだ。2009年は二コにとってこれまでのF1でのベストシーズンだった。我々メルセデスとともにする来年も、引き続いて成長することを楽しみにしている」

ノルベルト・ハウグ/メルセデス・ベンツ・モータースポーツ副社長:
「私は二コとルイス・ハミルトンのカート活動を、その後はDTMでのサポートプログラムを見てきたので、彼がチビッ子だった頃から知っている。早い時期から、レースドライバーとして一人前になることは明らかだった、そしてウイリアムズでの4年間を経て、我々メルセデスのドライバーとなることを喜んでいる。才能があり、好感が持てるドライバー、二コが我々のラインアップに加わったことで、我々はよいリスタートを迎えることができる。二コはポジティブな野心があり、我々も同じだ。ともに良い挑戦を成し遂げたい。一緒に戦えることを待ち望んでいる」


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