シューマッハーのケガ、軽度の頭部外傷か

　スキー中の事故で緊急搬送されたミハエル・シューマッハーについて、その容態が一部わかってきた。

　現地時間29日朝、シューマッハーはフランス・アルプスのリゾート地スリー・バレーのメリベルでスキーを楽しんでいる最中に頭部から転倒し、頭を岩にぶつけてしまった。
　彼はその後、ムティエの病院にヘリコプターで緊急搬送され、現在は治療を受けている。

　これについて、シューマッハーのスポークスマンは、彼の容態を次のように報告している。
「フランスのアルプスで個人的なスキー旅行を楽しんでいた際、ミハエルは頭部から転倒してしまいました」
「彼は病院へ搬送され、専門の治療を受けています。しかしながら、容態に関する情報を継続してお伝えできないことをご理解ください」

「ただ、彼はヘルメットを被っていましたし、ひとりではありませんでした。また、他の誰かが転倒に巻き込まれたということもありません」

　病院の責任者は、シューマッハーが頭部のCTスキャンを受けているとSky Newsにコメントし、現在もケガの検査中だと述べている。

　一方、メリベルのスキーリゾート責任者は、「彼はショックを受けていたようだ」とラジオ局のRMCに語っている。
「多少、動揺していたが意識はあった。頭部外傷の可能性があるが、あまり深刻なものではないだろう」

　この責任者は、事故発生が11時7分であったことを明かしているが、8分後の11時15分には救急隊が到着していたと語っている。

　シューマッハーは、このメリベルに山小屋を所有していた。