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ラリー/WRCニュース

投稿日: 2016.01.07 00:00
更新日: 2018.02.17 12:22

ダカールラリー:プジョーがステージ上位独占


 2016年のダカールラリーは6日、フフイ~フフイ間629km(SS距離429km)のデイ4が行われ、ステファン・ペテランセル(プジョー2008DKR16)がトップタイムをマーク。総合首位のセバスチャン・ローブ(プジョー2008DKR16)とのギャップを4分48秒に短縮した。

 デイ4のステージは標高3500メートル付近のフフイを周回するルート設定。標高が高いため、ドライバーはもちろん、エンジンにとっても過酷なステージとなっている。また、ビバークエリアでの整備が禁止されるマラソンステージとして設定されている。

 トップタイムを記録したペテランセルはステージの第1チェックポイントを通過した時点で、ローブやナッサー・アル-アティヤー(ミニ・オール4レーシング)より1分以上速いタイムを記録。その後、ローブには39秒までギャップを縮められたものの、ステージ首位でフィニッシュ。総合順位で首位ローブとのギャップを4分48秒とした。

「一切のミスをせず、序盤からいいペースで走ることができた。いい内容だったと思っている」とペテランセル。

「ただ、競技が始まってまだ3日目で、私たちは事前テストで予定していたメニューをこなせていない。自信過剰にならないように気をつけなければいけないと思うんだ」

「それでも、この結果でいままでの努力が報われた。エンジンへのアップデートが働いて、今年は標高が高い場所でもパワーを発揮している。マシンバランスも整っているから、楽に運転することができているよ」

 ステージ2位はカルロス・サインツ(プジョー2008DKR16)が獲得。サインツはステージ序盤に3分近くタイムをロスながらも、ペテランセルから11秒差でステージを走りきった。デイ2でエンジントラブルがあり、10分以上タイムを失っているサインツは、トップと13分4秒差の総合5番手まで順位をあげている。


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています