レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

F1ニュース

投稿日: 2015.01.10 00:00
更新日: 2018.02.17 05:18

ホンダ新井氏「対策できた」TAS映像で強気コメント


 東京オートサロン2015のホンダブースが話題になっている。発売が待たれるS660のコンセプトカーやスーパーフォーミュラ、NSX-GTなどの車両が注目を浴びているが、その車両とは別に今年のF1参戦をPRするエリアが設けられ、ホンダF1総責任者の新井康久氏のショートインタビュー映像が繰り返されている。その一部を紹介しよう。

 最終戦直後に行われたアブダビテストでホンダのパワーユニットは初走行したが、周回数は2日間でわずか5周。しかも、きちんと全開で走れた周回は1周もなく、ホンダのパワーユニットはトラブルの連続だったが、新井氏は悲観的にはなっていない。

「あれ(アブダビテスト)を見て、『本当に大丈夫か?』と思われた方もたくさんいたかと思いますが、我々は今、ちょうどスタート地点に立った。まさしく、先行でテストできたということで多くの問題があぶり出されたので、この先、まとめに入れるという自信もあります」

 その後、昨年末の12月にマクラーレンはフェルナンド・アロンソとジェンソン・バトンという、現役最強とも言われるドライバーラインアップを発表したが、新井氏のこのふたりへの期待も大きい。

「世界の最高のドライバ-、ワールドチャンピオンふたりですから。ファンのみなさまの方が彼らの実績をよく知っているし、我々からすれば、これ以上、望むものはないと思っています。あとはちゃんといいクルマを作って、いいパワーユニットをちゃんとまとめて、彼らふたりに頑張ってもらうという。そういう意味では、非常に身が引き締まる思いです」