レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

スーパーGTニュース

投稿日: 2011.04.25 00:00
更新日: 2018.02.16 02:00

ミシュラン、GT500で2台を供給し体制を強化


noimage

ミシュラン、2チーム供給にて体制を強化
2011 AUTOBACS SUPER GTのGT500 クラスで

04.25.2011

 日本ミシュランタイヤ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:ベルナール・デルマス)は、2011 AUTOBACS SUPER GT(以下、SUPER GT)のGT500クラスに参戦する#39 DENSO SARD SC430 (エントラント名:LEXUS TEAM SARD、会社名:株式会社サード)と#46 S-Road MOLA GT-R (エントラント名:MOLA、会社名:株式会社モーラ)の2チームにタイヤを供給します。

 ミシュランは、2009年にGT500クラスにNISSAN GT-Rと共に復帰し、今期はLEXUS SC430へもタイヤを供給する事になりました。この事実をミシュランは復帰後2年間の実績を評価されたものと考え、今期は更なる飛躍の年としてシリーズチャンピオン獲得へのサポートを惜しみなく行ってまいります。

ミシュラン モータースポーツ総責任者 ニック・ショロックのコメント
 ミシュランにとって技術革新とレースへの情熱が、3シーズン目を迎えるSUPER GTシリーズGT500カテゴリーへの挑戦を支える基盤となっています。改めてパートナーとなったMOLAのNISSAN GT-R、そして新たにTeam SARDのLEXUS SC430を得ることで、ミシュランは2011年のシリーズタイトル獲得に向けた準備が整いました。

 SUPER GTシリーズに臨むミシュランの原動力である情熱は、レースを技術研究の場として捉える私たちの考えと密接に結びついています。非常に高性能な車両はもちろんのこと、多彩でハイレベルなコンペティターが競い合うこのSUPER GTシリーズ。ミシュランはこの最も厳しい条件のもとで、将来の市販タイヤに投入される新しい技術を開発し、検証を行うことができると考えています。
 そして他のタイヤメーカーと競い合う中での技術の検証こそが、ミシュランがレースに参加するために必要な条件なのです。

 現在、SUPER GTシリーズはミシュラングループの開発戦略の中心となっています。それはこのシリーズでの技術的挑戦がミシュランにとって非常に有意義なものだからです。SUPER GTにおいてタイヤはレースを通して安定した極めて高い性能を発揮しなければなりません。それも路面やレイアウトが大きく異なる様々なサーキットで、さらに日本の変化に富んだ気象条件のもとで多くの機能を提供しなければならないのです。加えて1大会に使用できるタイヤ数がレギュレーションで制限されているため、充分なライフも必要となります。しかも、こうした非常に厳しい条件のもとで、それをいくつものタイヤメーカーとの高度な争いにうち勝ちながら達成しなければならないのです。

 よってSUPER GTシリーズは、ミシュランのレースに対する価値規準に最も高いレベルで合致していますし、世界で最も素晴らしいレースシリーズのひとつとして評価される条件を充分に満たしていると考えているのです。

日本ミシュランタイヤ株式会社代表取締役社長 ベルナール・デルマスのコメント
 ミシュランにとってSUPER GT選手権は世界で覇を争うブリヂストンと戦える世界唯一のフィールドとしてとても大事なシリーズです。 そのシリーズにおいて昨シーズンまでのNISSAN GT-Rに加え、今シーズンはLEXUS SC430も我々のサポートするチームに加わる事になりました。

 我々はGT500での2年間の学習期間を終え、今シーズンがミシュランのレースへの情熱と技術力を証明する大切なシーズンと考えています。 その大切なシーズンに実績あるSARD、MOLAというチームに加え、有能なドライバー達と共にシリーズを戦える事を感謝すると共に両チームのシリーズチャンピオン獲得にむけて全力でサポートすることを約束いたします。


関連のニュース