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国内レース他ニュース

投稿日: 2015.11.09 00:00
更新日: 2018.02.17 11:29

篠原拓朗、FIA-F4選手権APで連続ポイント獲得


FIA-F4 第6大会(オートポリス)レビュー
篠原拓朗が5戦連続ポイント獲得。グスタボは無念のコースアウトを喫す。

■大会概要
開催地:大分県・オートポリスサーキット(一周:4.674km)
開催日:2015 年 10月31日(土)~11月1日(日)

■大会結果
・19号車:篠原 拓朗
10月31日(天気:晴れ/路面:ドライ) 第11戦予選:8番グリッド
10月31日(天気:晴れ/路面:ドライ) 第12戦予選:9番グリッド
10月31日(天気:晴れ/路面:ドライ) 第11戦決勝(規定周回数:13周、最大 30分間):7位
11月1日(天気:晴れ/路面:ドライ) 第12戦決勝(規定周回数:13周、最大 30分間):9位

・63号車:グスタボ・ミヤサバ
10月31日(天気:晴れ/路面:ドライ) 第11戦予選:23番グリッド
10月31日(天気:晴れ/路面:ドライ) 第12戦予選:23番グリッド
10月31日(天気:晴れ/路面:ドライ) 第11戦決勝(規定周回数:13周、最大 30分間):23位
11月1日(天気:晴れ/路面:ドライ) 第12戦決勝(規定周回数:13周、最大 30分間):DNF

■大会レビュー
 2015シーズンの FIA-F4 第6大会は10月31日~11月1日、大分県のオートポリスで32台の参加により実施され、VSR ランボルギーニ・スクアドラ・コルセ・フォーミュラ・ジュニア・チーム(VSR Lamborghini SquadraCorse Formula Junior Team)は、14シーズンのスーパーFJのもてぎと東北の両シリーズで王者に輝いた篠原拓朗(しのはら たくろう/20 歳)と、アメリカ US2000 シリーズやブラジル・ツーリングカー選手権で頭角を現すグスタボ・ミヤサバ(Gustavo Miyasava/19 歳)を起用する2台体制で挑みました。

 19号車の篠原は31日(土)午前に実施された予選で、ベストタイムに基づき第11戦決勝レースの8番グリッド、セカンドベストタイムに基づき第12戦決勝レースの9番グリッドを獲得しました。迎えた31日(土)の第11戦決勝レース、好スタートを見せた篠原選手はポジションをひとつあげ、7番手で1周目を終えました。レースは上位陣も大きな変動はなく、篠原は前をいくマシンを追い続け、かつ後方から追いすがるマシンを抑え続けながら7位のままチェッカーを受けました。

 20日(日)の第12戦ではスタートのトップ混乱でポジションを落とすものの、トップ争いの2台がコースアウトしたこともあって、1周目は9番手でポジションキープ。前を行くマシンとつかず離れずのレースを展開し、そのまま9位でチェッカーを受けました。これで第8戦以来、5戦連続のポイント獲得となりました。

 63号車のグスタボは31日(土)午前に実施された予選で、第11戦決勝は23番グリッド、セカンドベストタイムによる第12戦決勝も23番手からのスタートとなりました。迎えた31日(土)の第11戦決勝レースはまずまずのスタートを決め、1周目は23番手でコントロールタワー前を通過。しかし2周目にリヤブレーキのロックのために第1コーナーでコースオフして28番手までポジションを落としてしまいました。しかしそこから次第にペースアップし、5周目には25番手に浮上。さらに6周目に24番手、8周目に23番手と前を行くマシンをオーバーテイク。結果的にはスタートポジションと同じく23番手でチェッカーを受けました。

 11月1日(日)の第12戦では23番グリッドからスタートし、絶妙なスタートでポジションをアップ。一気に18番手まで浮上します。2周目には2台をパスし、16番手と順位を上げます。しかし5周目の右60Rでブレーキングを遅らせすぎてコースアウトし、グラベルにはまってしまいました。なんとかオフィシャルの力を借りて脱出し、再スタートは切りましたが最終的には3周目遅れの30番手でチェッカーを受けましたが、完走規定周回数に満たず、DNF(Did not finish)扱いとなりました。

 なお、FIA-F4 第7大会(最終戦)は11月14(土)~15日(日)に栃木県のツインリンクもてぎで開催されます。