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ラリー/WRCニュース

投稿日: 2015.08.15 00:00
更新日: 2018.02.17 09:42

2015年AXCR、チェンマイでフィニッシュ


 2015年アジアクロスカントリーラリー(AXCR)の競技最終日レグ6が8月14日(金)に行われ、ヌタポン・アングリットハノン(いすゞD-MAX)が合計タイム13時間56分22秒で優勝した。2位は篠塚建次郎(スズキ・ジムニー)で、T1G(=ガソリンクラス)優勝を実現。日本勢は他に伊藤芳朗(いすゞD-MAX)が4位、T1D(=ディーゼル)クラス2位、塙郁夫(トヨタFJクルーザー)が8位、T1Gクラス2位と3名がトップ10フィニッシュを果たした。また、三菱アウトランダーPHEVで出場の青木孝次は総合20位となり、3年連続となるT1E(=エレクトリック)クラス優勝を手にしている。

 6日間にわたる長く、厳しい戦いが終わった。最終日のレグ6はプレーから西北のチェンマイに至る約237kmを走行。うちSSは約45kmと非常に短いが、ルートはそれほど容易ではなく、ナビゲーションも複雑なステージだった。総合2番手につけていた篠塚は「最後の最後でミスコースしそうになりドキッとしたよ」と苦笑。しかし、危なげない走りで総合2位、T1Gクラス優勝を手にした。「ラリーレイドは2012年のモンゴル以来だけど楽しかった。オレはまだ引退していないし、これからもチャンスがあればラリーに出続けたい」と篠塚はさらなる現役続行を力強く宣言した。