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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2017.09.29 19:04
更新日: 2017.09.29 19:06

WRC:トヨタ、ミックス路面のラリー・スペインに「いくつか新しいパーツやアイデアを投じる」

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ラリー/WRC | WRC:トヨタ、ミックス路面のラリー・スペインに「いくつか新しいパーツやアイデアを投じる」

 2017年からWRC世界ラリー選手権に復帰参戦しているTOYOTA GAZOO Racing WRT。チームが挑む次なる戦いは、10月5~8日に行われるシリーズ唯一のミックスサーフェス戦、第11戦ラリー・スペイン(ラリー・デ・エスパーニャ)だ。

 1月に開幕した2017年シーズンのWRCも、このラリー・スペインを含めて残り3戦。なかでも、スペインでの戦いはシリーズで唯一、一大会でグラベル(未舗装路)とターマック(舗装路)が入り交じる特殊なイベントとなる。

 デイ1はグラベル中心、デイ2以降はターマック中心のSSが設定されており、チームはふたつのラリーを連続して戦うといっても過言ではない。そのため、マシンには両コンディションでの速さが、ドライバーには路面にマッチするようドライビングスタイルを迅速に切り替えることが求められる。

 また、チームはデイ1の夜に設けられた75分間のサービス時間を使い、マシンをグラベル仕様からターマック仕様にセットアップし直す必要があり、ここでも素早い作業が求められる。

 ラリーの中心となるサービスパークはスペイン北東部カタルニア地方のシーサイドリゾート、サロウに設置される。

 競技は10月6日にスタート。サロウの西側エリアで計6SSが行われる。デイ2はサロウ東北部で7SSが、最終日はサロウ北側から西側エリアで6SSが行われる。全19SSの合計距離は312.02km、総走行距離は1297.62kmだ。

 トヨタはこれまで同様、3台のトヨタ・ヤリスWRCを投入。ヤリ-マティ・ラトバラとユホ・ハンニネン、エサペッカ・ラッピの3名でマシン性能向上と上位完走を目指す。


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