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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2018.05.17 09:00
更新日: 2018.05.18 15:28

ラトバラ「我々のクルマがポルトガルに合わないとは考えられない」/WRC第6戦ポルトガル 事前コメント

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ラリー/WRC | ラトバラ「我々のクルマがポルトガルに合わないとは考えられない」/WRC第6戦ポルトガル 事前コメント

■シトロエン・レーシング

●クリス・ミーク(シトロエンC3 WRC)

「メキシコとアルゼンチンという、ふたつの特徴的なグラベルラリーの後だから、今回のラリー・ポルトガルはパフォーマンス面を競う本当の戦いになるだろう」

「ステージ構成は昨年から変更がないから、誰もがペースノートと、コースについて同程度の知識がある。初日の6番目という出走順のアドバンテージを、最大限に生かそうと思っているよ」

「このラリーはとても気に入っているし、アルゼンチンのときと同様に大きな期待を持っている。このサーフェスでC3 WRCが向上したところをお見せするよ」

●クレイグ・ブリーン(シトロエンC3 WRC)

「2017年の良い思い出があるんだ。僕たちは特に金曜にとても速くて、あと少しでSS1をトップで終えられるところだった。(SS1以降の)ステージも素晴らしかった。とても熱狂的なファンたちがたくさんいたんだ!」

「表彰台を目指して戦いたいと思っている。アルゼンチンでは経験不足だったけど、表彰台に届きそうなところまでいけた。今回はスタートからフィニッシュまでそのレベルを出していきたい。ひとつのミスも犯さずに、すべてを好結果に変えていく」

●マッズ・オストベルグ(シトロエンC3 WRC)

「今年最後に参戦したのはラリー・スウェーデンだけど、もう一度チームに戻ることができてうれしい。(ラリー・スウェーデンが)まるで何年も前のように感じるね」

「長いブレイクがあったから、感覚を取り戻すのに時間がかかるかもしれない。でも、アルゼンチン前にC3 WRCをテストする機会があった。マシンの感触は素晴らしかったし、すぐに自信を持てたよ」

「ラリー・ポルトガルは僕にとって言うまでもなく特別なものだ。WRCで唯一優勝したことがあるのが、このポルトガルだからね。当時は(北部ではなく南部の)アルガルヴェ地方が舞台だったけど」

「いずれにせよ、僕は今年少し慎重なアプローチをするように心がけている。自分の感覚を取り戻して、最後までトラブルフリーで走りたいからだ。これができれば、(次に出場するWRC第7戦)イタリア・サルディニアでもプッシュできるはずだ

■トヨタ

●ヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)

「僕の戦いは序盤に終わってしまったけど、それでもラリー・アルゼンティーナはポジティブな1戦だった。クルマの仕上がりは本当に素晴らしく、リタイアするまでは僕自身にもスピードがあったから、大きな自信を持ってラリー・ポルトガルに臨むことができる」

「我々のクルマはポルトガルでも強さを発揮する自信がある。路面がスムーズで、流れるようなコーナーがより多くあるという違いはあるけど、ラリー・ポルトガルのコースは、ラリー・アルゼンティーナと非常に良く似ている。だから、我々のクルマがポルトガルのコースに合わないようなことはあまり考えられないんだ」

「先週、事前テストをポルトガルで2日間行ない、その内容にはとても満足している。テストドライバーであるユホ・ハンニネンと一緒にテストをし、クルマにファインチューンを施したところ、非常に良いフィーリングを得ることができた」

●オット・タナク(トヨタ・ヤリスWRC)

「いいフィーリングでポルトガルを迎えることができそうだ。クルマはきっと力強いパフォーマンスを示してくれるはずさ。先週の事前テストではさらなる改善と、性能向上に注力したけどが、すべてがとても良好だった」

「ラリー・ポルトガルはお気に入りのラリーのひとつで、あの素晴らしい雰囲気を味わうことをいつも楽しみにしている。また、僕にとっては2009年にWRCデビューを飾った思い出深いラリーでもあるんだ」

「アルゼンチンと同様のパフォーマンスを発揮することが目標だが、状況を見ながら戦いを進めていくつもりだ。デイ2の金曜日は、出走順の関係で我々にとって厳しい1日となることが予想される。自分たちよりも前に2台が走るので、その走行ライン上を走ることになるだろうけど、とにかくポルトガルは路面のルーズグラベル処理がタイムに大きな影響を及ぼすんだ」

「また、選手権争いに関してもポルトガルは重要な1戦となる。アルゼンチンでは上位とのポイント差を少し縮めることができたから、ポルトガルでもそれを目標に置いて戦うよ」

●エサペッカ・ラッピ(トヨタ・ヤリスWRC)

「ポルトガルは私が昨年初めてWRカーをドライブしたラリーだから、ポルトガル以降のイベントは経験差による不利が少なくなると期待している。シーズン序盤に浮き沈みが大きかったのは事実だけど、それでもいくつかのラリーでは自分でも驚くほどの速さがあった」

「ポジティブな要素が多くあったから、ネガティブな出来事から多くを学び、それをシーズン後半に改善の糧として活かしたいと思う」

「今後はWRカーでの出場経験があるラリーが続き、特にポルトガルは基本的に去年と同じ道を走るから、自分にとってはチャンス。アルゼンチンでもクルマのセットアップに関してはかなり満足していたけど、事前テストではさらなる改善をヤリスWRCに施すことができたよ」


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