FIAでラリーディレクターを務めるヤルモ・マホネンは、今月開催予定だったラリー・チャイナ中止の影響が、2017年のWRCカレンダーにも及んでいることを明かした。
今週末の9月9日~11日に開催予定だったラリー・チャイナだが、7月に中国を襲った豪雨の影響で、道路が激しいダメージを負ってしまう。地元主催者は期日までに修復は不可能だと判断し、先月末に開催が中止がアナウンスされた。
この影響により、FIAとWRCプロモーターは来季の中国戦に関し、マシンやパーツなどの輸送スケジュールも含めて再考を迫られている。マホネンも、ラリー・チャイナ開催中止が、さまざまな箇所に影響を及ぼしていることを認めた。
「2017年に向けた準備は整っていたし、我々も満足いく形ができていた」とマホネン。
「しかし、それは振り出しに戻された。ゼロから構想を練って、パズルを組み直している状況だよ」
「ラリー・チャイナが来季のカレンダーを狂わせたと言わざるを得ない状態だ」
1 2
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています