WRC世界ラリー選手権に参戦している勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1)が、フルデイ初日のオープニングステージでクラッシュを喫し、優勝戦線から離脱した。前夜のSS1をトヨタ勢最上位の5番手で終え翌朝、旧伊勢神トンネルを通るSS2“Isegami’s Tunnel 1”に臨んだ勝田はスタートから11.8km地点でアクシデントに見舞われた。このときの状況をサービスパークに戻ってきた勝田自身に聞いた。
早朝から本降りの雨が降り続くなか、7時すぎに開始されたSS2では、既報のとおりTOYOTA GAZOO Racing WRTのエルフィン・エバンス(トヨタGRヤリス・ラリー1)がトップタイムを記録した。勝田は前半のスプリットでチームメイトを13秒上回る好ペースを見せていたが、ひとつのコーナーがこの快進撃を阻んだ。