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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2020.01.29 06:07
更新日: 2020.01.28 19:07

アンドロス・e-トロフィー第4戦:プロストが2020年初勝利。4連覇王者が選手権首位浮上

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ラリー/WRC | アンドロス・e-トロフィー第4戦:プロストが2020年初勝利。4連覇王者が選手権首位浮上

 シリーズが用意するワンメイクシャシーを採用したマシンをドライブする2台がフロントロウから発進した決勝ヒートは、ポールシッターのエルラシェールが圧倒的な優位を堅持し、2位浮上のデュブールに対して11.578秒というアイスレースでは異例の大差をつけて勝利。この日、65点を稼ぎ出したエルラシェールが、同62点のデュブール、59点のパニスを従えてシーズン2勝目を飾った。

 続く日曜のラウンド2は、前日勝者のエルラシェールを2回の予選ヒートで唯一アウトクオリファイしたプロストの日となり、勢いそのままにワークス・ルノーのマシンを駆る元ABBフォーミュラE選手権レギュラーはスーパーポールでも最速、最多得点をマークする。

 すると、決勝ヒートでもその新型『ルノーZOE』艦隊が後続に対して充分なマージンを築くことに成功し、プロスト、デュブールの順でワン・ツー・フィニッシュを達成。67点を稼いだプロストが、シリーズ復帰後の初優勝を飾っている。

 一方、このスーパー・フィナーレで2位に入ったデュブールは、総合得点で60点となったエルラシェールにわずかに届かず、59点で最終リザルトは3位に。しかし、シーズン序盤からポイントリーダーの座を守ってきたオーレリアン・パニスが8位に終わったことで、選手権首位浮上を果たした。

 EV初年度も終盤戦に差し掛かったアンドロス・e-トロフィー。残るラウンドは1月24~25日開催の第5戦ラン・アン・ヴェルコールを経て、2月1日クレルモン・フェランでのグランドフィナーレで電動新時代の初王者が決する。

2日目のスーパー・フィナーレはルノーZOE勢が躍進。ワン・ツー・フィニッシュを飾った
ヤン・エルラシェール(左)は連続表彰台。ジャン-バティスト・デュブール(右)が選手権首位に浮上している


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