8月5日(土)、WRC世界ラリー選手権の2023年シーズン第9戦『ラリー・フィンランド』は、デイ3のSS11~18が行われ、金曜日に総合トップに躍り出たエルフィン・エバンス/スコット・マーティン組(トヨタGRヤリス・ラリー1)が圧巻の走りを披露し、後続を引き離してみせた。TOYOTA GAZOO Racingワールドラリーチーム(TGR-WRT)からワークス参戦している勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1)は、熾烈な3番手争いを経て順位を維持している。
降雨の影響もあり“サバイバルラリー”の様相を呈した競技2日目において、3人の脱落者を出したラリー・フィンランド。そのデイ2で僚友のカッレ・ロバンペラ(トヨタGRヤリス・ラリー1)と僅差のトップ争いを繰り広げ、地元ドライバーのビッグアクシデント後に総合首位に浮上したエバンスは、今朝のオープニングステージとなったSS11から速さを見せた。