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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2024.02.26 14:12
更新日: 2024.03.12 18:58

可夢偉組のエンジニア交代/最終戦から「帰ってない」/ル・マン公式ゲーム発売 etc.【テスト前日Topics】

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ル・マン/WEC | 可夢偉組のエンジニア交代/最終戦から「帰ってない」/ル・マン公式ゲーム発売 etc.【テスト前日Topics】

 WECは日曜日の午後、選手権に新たに参加するチーム監督とドライバーのための“ニューカマーズ・ミーティング”を追加した。今年は、BMW、ランボルギーニ、イソッタ・フラスキーニといったハイパーカーだけでなく、新しいメーカー、ドライバー、チームを惹きつけたLMGT3クラスも加わり、パドックに多くの新顔が加わっている。

 そんななかトヨタのセバスチャン・ブエミは、今年WEC史上最多出走ドライバーになる予定だ。彼は今週末、85回で並ぶクリスチャン・リードを上回る86回目のレースをスタートする。一方、プロトン・コンペティションのチームオーナーであり、2012年のシリーズ開始以来すべての大会に出場してきたリードは今季、レギュラードライバーの座を退いている。

 ルーキーのひとりであるMotoGPのレジェンド、バレンティーノ・ロッシは、今年後半にBMW MハイブリッドV8での最初のテスト機会を得られる可能性があることを明らかした。今月16日に45歳の誕生日を迎えた彼は、毎年バーレーンで行われるルーキーテストが「いい瞬間になるかもしれない」と述べた。

「アンドレアス(・ルース/BMW Mモータースポーツ・ディレクター)には、ハイパーカーでテストをしたいといつも言っているんだ」とSportscar365に語ったロッシ。「プロトタイプを試すために昨年末はLMP2カーをテストドライブした。今年の10月かシーズンの終わりには、1回でもハイパーカーを走らせたいと思っている」

バレンティーノ・ロッシ(左)は、2023年のWECルーキーテストでLMP2マシンをドライブした
バレンティーノ・ロッシ(左)は、2023年のWECルーキーテストでLMP2マシンをドライブした

 トタルエナジーとACOフランス西部自動車クラブ、LMEMル・マン・エンデュランス・マネジメントは、2030年までに“ネット・ゼロ”を達成しカーボン・オフセット計画を策定しながら炭素排出量を30%削減するというACOの“Race to 2030”目標を支援するため、パートナーシップを2028年まで延長することを発表した。

 フランスのエネルギー会社は、ワインの廃棄物と残留物から製造される100%持続可能なエクセリウム・レーシング100レーシング燃料を開発した。この再生可能燃料は、2022年からWECおよびELMSヨーロピアン・ル・マン・シリーズに参戦するすべてのクルマで使用されている。

 フェラーリは、L’OR(ロール・)エスプレッソとの新たなパートナーシップを発表。複数年契約の一環として、フェラーリAFコルセによるハイパーカー2台のファクトリーエントリーだけでなく、フェラーリ・チャレンジ・トロフェオ・ピレリでも同社がスポンサーシップを展開すると明らかにした。

 WECとル・マン24時間レースの公式ゲームである『Le Mans Ultimate(ル・マン アルティメット)』が、世界的なPCゲームプラットフォームであるSteamを通じて2月20日(火)に発売された。このゲームには2023年シーズンに登場したすべてのマシンとコースが収録されている。


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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