チーム・ヴィラージュは、ネルソン・ピケJr.が、今季2024年のELMSヨーロピアン・ル・マン・シリーズでLMP2プロ・アマクラスに参戦する同チームのラインアップに加わることを確認した。
元F1ドライバーのピケJr.は、すでにヴィラージュのメンバーとして発表されているマット・ベルとトニー・ウェルズとともに19号車オレカ07・ギブソンに乗りこみ、来週末のバルセロナ4時間レースで開幕する全6戦の欧州スポーツカー・キャンペーンに臨む。
この決定はユナイテッド・オートスポーツのプロアマ・カテゴリーで2023年シーズンを戦ったブラジル人が、ポーランド国籍のチームに移籍したことを意味する。
「チーム·ヴィラージュとともに今年のELMSシーズンに参加できてうれしく思う」とピケJr.は語った。
「チームは経験豊富なドライバーを探していて、彼らのために参戦する可能性が出てきたんだ」
「今年はヨーロッパでレースをすることは考えていなかったが、ヴィラージュと一緒に戦えることになって、とても興奮している。バルセロナですでに成功していることを願っているよ」
なおヴィラージュのマシンには当初、異なるドライバーが搭乗予定だった。昨年末に発表されたELMSのフルシーズンエントリーリストには、ロブ・ホデスとイアン・ロドリゲスが名を連ねていたのだ。ロドリゲスは女性ドライバーのタチアナ・カルデロンとともに2023年のラインアップに名を連ねていた。
一方、ブロンズドライバーのホデスは昨季開幕戦バルセロナのプラクティス・セッションでクラッシュを喫し、このアクシデントで肋骨を2本骨折。シーズンを棒に振ることとなっている。
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