WEC世界耐久選手権に参戦しているプジョーのテクニカルディレクター、オリバー・ジャンソニは、5月9~11にベルギーで行われた第3戦スパ・フランコルシャン6時間レースにおける『プジョー9X8』のペースについて「かなり失望した」と認めた。

 先月イモラでデビューを飾った改良型9X8は、このスパ・ラウンドが2度目のレース参戦となったが、ベルギーのサーキットでハイパーカー集団の先頭を走る定評のあるランナーたちに挑むようなシーンは見られなかった。一方、ポール・ディ・レスタ/ロイック・デュバル組94号車は、ディ・レスタがステアリングを握ったレース序盤に電子系トラブルに見舞われ、レース開始4周目にピットに戻ってパワーサイクル(再起動)を実施したため、2周遅れの14位となった。

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