GTLMクラスはポールスタートのリシ・コンペティツィオーネ、62号車フェラーリ488 GTEがレース前半戦をリードするも、ピットタイミングとFCYの出たタイミングが合わずポジションダウン。
一方、BMWチームRLLの24号車BMW M6 GTLM(ジョン・エドワーズ/マルティン・トムチェク)はスタート直後のスピンで最後尾に沈みながらも、FCYを味方につけリスタート後はクラス首位に浮上。後半はリードを保ったまま逆転優勝を掴んだ。
レース終盤に追い上げをみせた62号車フェラーリはわずか0.152秒差の2位。3位は予選6番手のポルシェGTチーム、911号車ポルシェ911 RSRがつけた。
GTDクラスはレース最終盤、クラストップ5のうち3台がガス欠に見舞われピットインする展開に。そんななか最終ラップには燃料セーブのためにペースを落としながらも見事チェッカーを受けたスクーデリア・コルセの63号車フェラーリ488 GT3(アレッサンドロ・バルザン/クリスティーナ・ニールセン)が今季2勝目をマーク。
マイケル・シャンク・レーシングの93号車アキュラNSX GT3がクラス2位、パーク・プレイス・モータースポーツの73号車ポルシェ911 GT3 Rがクラス3位に入った。
93号車NSXの僚友86号車NSX GT3はグリッド順位から3つダウンのクラス10位入賞。2台がトップ10圏内からスタートした3GTレーシングの14号車レクサスRC F GT3と13号車レクサスRC F GT3は、14号車が14位、15号車が13位となっている。
WSCCの次戦第12戦(最終戦)は10月4~7日、ジョージア州のロード・アトランタで10時間の『プチ・ル・マン』が行われる。
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