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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2018.11.17 06:00
更新日: 2018.11.17 01:29

WEC上海:トヨタ、ウエット路面のFP1~2でトップ2堅持。アロンソ「この週末はおそらく激戦になる」

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ル・マン/WEC | WEC上海:トヨタ、ウエット路面のFP1~2でトップ2堅持。アロンソ「この週末はおそらく激戦になる」

 WEC世界耐久選手権は11月16日、中国・上海国際サーキットで第5戦上海6時間レースの走行初日を迎えた。LMP1クラスに参戦するTOYOTA GAZOO Racingは、各90分のフリープラクティス1、2で7号車トヨタTS050ハイブリッドと8号車トヨタTS050ハイブリッドがトップを分け合うとともに、両セッションでトップ2を独占する順調なスタートを切っている。
 
 前戦富士で2018/2019年シーズン3度目のワン・ツー・フィニッシュを飾ったトヨタは、今季4勝目を目指して中国は上海に乗り込んできた。
 
 その上海の走行初日は朝から雨に祟られる難しいコンディション。2回の練習走行に追加された朝のタイヤテストセッションを含め、すべての走行機会がウエット路面で行なわれた。
 
 また、戦前には今回もLMP1クラスに課せられる“EoT(イクイバレンス・オブ・テクノロジー=技術の均衡)”調整され、トヨタ以外のノンハイブリッド車勢がより燃料面で有利になっている。

 そんななか、中嶋一貴、フェルナンド・アロンソ、セバスチャン・ブエミ組8号車トヨタと小林可夢偉、ホセ-マリア・ロペス、マイク・コンウェイ組7号車は、11時から行なわれたFP1に臨みエアロパッケージやハイブリッドシステムの調整をしながら走行を重ねていく。
 
 セッション終盤には路面が乾いてきたのに合わせてインターミディエイトタイヤを選択。ブエミの駆る8号車が大きくタイムを伸ばしこの日の総合トップタイム、1分56秒354を記録した。

 FP1よりも雨量の増えたFP2でも2台のトヨタは順調に確認走行を実施。最後はセッション序盤に8号車の一貴が記録したタイムを7号車のロペスが上回ったが、ウエットタイヤでのアタックとなったためFP1のベストから6秒ほど遅いものになっている。

■小林可夢偉「雨で通常のセットアップ作業ができなかった」

WEC第5戦上海の走行初日は終日雨に見舞われた
WEC第5戦上海の走行初日は終日雨に見舞われた
8号車トヨタTS050ハイブリッド
8号車トヨタTS050ハイブリッド
タイミングモニターを見つめるホセ-マリア・ロペス
タイミングモニターを見つめるホセ-マリア・ロペス


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