ポルシェワークスドライバーのベルンハルトは、かつてアウディと組んでいたヨーストの下でル・マン優勝を果たしたほか、2007年から2年続けてALMSアメリカン・ル・マン・シリーズ王者を獲得。
また、地元ニュルブルクリンクで毎年開催される24時間レースでは都合5回に渡って総合優勝を果たしたほか、2018年にはポルシェ919ハイブリッドEvoで、ニュルブルクリンク北コース“ノルドシュライフェ”のコースレコードを35年ぶりに更新している。
そんなベルンハルトが助っ人に加わる77号車には、アウディワークスドライバーで2017年DTMチャンピオンドライバーであるレネ・ラストが、デイトナ24時間と第2戦セブリング12時間で復帰する予定だ。
新体制をアナウンスしたマツダモータースポーツのジョン・ドゥーナン代表は「IMSAが50周年を迎える2019年、マツダがチャンピオンシップにおける新たな歴史を築くことに興奮している」と語った。
「IMSAにおける競争のレベルが毎年上昇し続けていることは、疑いようのない事実だ。DPi規定車とLMP2カーの別クラス化は2019年シーズンに向けて、マシンにいくつかの調整を行う必要があることを意味する」
「そのため、エンジンビルダーのAER、シャシーメーカーのマルチマチック、そしてマツダチーム・ヨーストの全員が、2台のマツダRT24-P DPiを準備するために努力を重ねてきた」
「我々のクルマは冬のマシン開発テストプログラムを通じて、信じられないほどうまく機能している。デイトナでのキックオフをとても楽しみにしているよ」