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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2016.09.17 14:36
更新日: 2016.09.17 14:43

TOYOTA Gazoo Racing WEC第6戦オースティン 予選レポート

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ル・マン/WEC | TOYOTA Gazoo Racing WEC第6戦オースティン 予選レポート

2016年9月16日(現地)
トヨタ自動車株式会社
モータースポーツマーケティング部

WEC第6戦 COTA6時間 予選
TOYOTA GAZOO Racing
予選4番手、6番手から明日の決勝レースへ

 FIA世界耐久選手権(WEC)第6戦 Circuit of the Americas(COTA)6時間レースの公式予選が終了し、TOYOTA GAZOO Racingはグリッド4番手、6番手から明日の決勝レースに臨むことになった。

トヨタTS050ハイブリッド
トヨタTS050ハイブリッド

 ドライバー選手権で2位につける3人が乗るTS050 HYBRID #6号車が4番手、#5号車が6番手グリッドとなった。

TS050 HYBRID #5号車:(中嶋一貴、アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ)
公式練習第3回目: 5番手 (1分46秒883), 30周
公式予選 6番手 (平均1分48秒584)

TS050 HYBRID #6号車:(小林可夢偉、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイ)
公式練習第3回目: 6番手 (1分47秒347), 26周
公式予選 4番手 (平均1分47秒218)

 公式予選は現地時間の午後6時15分から20分間行われたが、この時間でも気温は33度、路面温度は42度のまま。ドライバーが乗るコクピットは、さらに高温となるが、トップアスリートの彼らは渾身の力でタイムアタックを繰り返した。

 まず#6号車は、マイク・コンウェイが最初のアタックを行い、1分46秒953の4番手タイムをマークした。

#5号車は中嶋一貴が1分47秒077を記録、#6号車の直後につけた。コンウェイからステアリングを譲り受けた小林可夢偉は、コース上の混雑に苦しみながらも1分47秒484の好タイムを叩き出して、2人の平均タイムは1分47秒218となった。

#6号車に比べ、#5号車は不運に見舞われた。中嶋から替わったセバスチャン・ブエミが第9コーナーでの4輪コースはみ出しによる規則違反で2周にわたってタイムを抹消。

 ブエミはもう1周のアタックを望むも、無念の時間切れ。結果的に2人の平均タイムは1分48秒584で6番手に沈んだ。

 4輪コースアウトは、予選においてはつねに最大の注意事項で、ブエミと同様にポルシェ#2号車も違反に問われてタイムを伸ばせず、そのため#6号車がグリッド4番手につけることになった。

ポールポジションのアウディ#7号車とは1秒468差だった。

 TOYOTA GAZOO Racingの2台のTS050 HYBRIDは、シーズンを通して公式予選よりも決勝レースで力を発揮して来たが、この流れはここオースティンでも変わることがない。

 現地時間の明日17日(土)午後5時(日本時間18日(日)午前7時)にスタートを切る6時間の決勝レースでも力強い走りを見せてくれることだろう。


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