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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2019.08.31 13:00
更新日: 2019.08.31 13:42

2019/20年WEC開幕! レベリオンが首位スタート、トヨタは午後のFP2でワン・ツー

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ル・マン/WEC | 2019/20年WEC開幕! レベリオンが首位スタート、トヨタは午後のFP2でワン・ツー

 LM-GTE Proクラスは午前中、1分55秒766をマークしたポルシェGTチームの91号車ポルシェ911 RSRが首位。AFコルセの51号車フェラーリ488 GTE Evoがクラス2番手、アストンマーティン・レーシングの95号車アストンマーティン・バンテージAMRが3番手となり、3メーカーが上位を分け合った。

 しかし、午後は51号車フェラーリが1分55秒501というタイムでクラストップを奪うと、僚友71号車フェラーリが3番手に。この間に新型ポルシェの91号車が割り込む形となり、4番手には92号車ポルシェが入った。母国ラウンドを迎えているアストンマーティン勢はクラス5、6番手だ。

 LMP2クラスでは英米混合チームのユナイテッド・オートスポーツの22号車オレカ07・ギブソンがFP1、FP2ともに首位を譲らず。ポール・ディ・レスタが午後にマークした1分43秒059は、同クラスのサーキット新レコードとなっている。

 そのタイムからわずか0.021秒差の1分43秒080というタイムを記録したのは、WECに初参戦している“ルーキー”の山下だった。

 若手日本人ドライバーを擁するハイクラス・レーシングは、このFP2で30分間のストップ・ホールドペナルティを与えられていたが、その解除直後に前述の記録した。クラス3番手には今季、ダラーラからオレカにマシンをスイッチしたレーシングチーム・ネーデルランドの29号車オレカ07が入っている。

 LM-GTE Amクラスは午前と午後の両セッションで、アストンマーティン・レーシングとTFスポーツのアストン勢がワン・ツーを堅持。午後最速となった98号車アストンマーティンを駆ったロス・ガンは、これがWECデビュー戦ながら1分56秒463のニューレコードタイムを残してみせた。

 石川資章が自チームを率いて参戦しているMRレーシングの70号車フェラーリ488 GTEは、ケイ・コッツォリーノが午前中のFP1で1分57秒251を記録してクラス3番手に。午後もコッツォリーノがパーソナルタイムを更新したものの、ライバル勢のタイムアップもあり同5番手となっている。

 2019/20年WEC開幕戦シルバーストンはこの後、9時(日本時間17時)からFP3が行われ、12時50分(日本時間19時50分)からは決勝のグリッドを決定する公式予選が実施される予定だ。

ユナイテッド・オートスポーツの22号車オレカ07・ギブソン
ユナイテッド・オートスポーツの22号車オレカ07・ギブソン
AFコルセの51号車フェラーリ488 GTE Evo
AFコルセの51号車フェラーリ488 GTE Evo
ポルシェGTチームの91号車ポルシェ911 RSR
ポルシェGTチームの91号車ポルシェ911 RSR


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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