「ポルシェが(LMP1での活動を)停止したとき、誰もがプロトタイプレースの未来について考え始めた。私と何人かの人たちは紙にアイディアをまとめた」とシノー。
「今、私たちにはチャンスがあるので検討してみるつもりだ」
「しかし、我々はこのプロジェクトに関する最終的な決定権を持っていない。それを持っているのはアルピーヌだ。私たちは彼らと話をし、状況を分析する。そして検討をしてみるが、現時点ではなにも確定していない」
アルピーヌがLMDhへの参加を決めた場合、同ブランドがレースプログラムを実行する際の関与を強める可能性が高いと考えられる。
「たしかに、ル・マンでの総合優勝を目指して戦うことを考えると、メーカーともっと関わりを持つ必要がある」とシノーは述べた。
「私たちは、アルピーヌのより大きな関与を必要とするだろう。これが我々は気にかけている理由だ」
「(繰り返しになるが)現時点では本当になにも確認されていない。しかし、1月末の発表以来、関心はつねにある」
「私にとって最大の関心事はルノーとアルピーヌから“ゴーサイン”をもらうことだ。ACO、IMSA、WECは確実に何らかの調整を行う必要があるが、我々は(その基本的な考え方を)理解できる」
「シグナテックは今、アルピーヌをプッシュし、この方法で彼らと強力しなければならないんだ」
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