WEC世界耐久選手権2019/20シーズン第7戦・第88回ル・マン24時間レースは、レース中盤からトップに立ったトヨタGAZOO Racingのセバスチャン・ブエミ/中嶋一貴/ブレンドン・ハートレー組8号車トヨタTS050ハイブリッドがトップチェッカーを受け、トヨタが2018年の初優勝から3連覇を達成した。
トヨタ7号車TS050ハイブリッド(マイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ・マリア・ロペス組)は12時間経過時点まで順調にレースをリードしていたが、可夢偉のドライブ中にターボトラブルが発生し、ピットでの修復に30分近くを費やしたことで優勝争いから脱落。2019年も残り1時間のところで勝利を逃した7号車クルーにとって悲願であるル・マン制覇は、またしても達成できなかった。