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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2021.07.12 18:43
更新日: 2021.07.12 18:49

ル・マンの“前哨戦”WECモンツァで開幕3連勝を目指すトヨタ「全員が今回の挑戦を楽しみにしている」

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ル・マン/WEC | ル・マンの“前哨戦”WECモンツァで開幕3連勝を目指すトヨタ「全員が今回の挑戦を楽しみにしている」

「イタリアの情熱的なモータースポーツファンの皆さまをふたたび迎えることができ、モンツァは素晴らしいレースになるでしょう」と述べた村田代表は、「実現にご尽力いただいたサーキット関係の皆さま、レースオーガナイザーの皆さまに深く感謝いたします」と続けた。

「今回はル・マンに向けた重要なステップです。モンツァのトップスピードは高速で、ハードなブレーキングゾーンもあるためGR010ハイブリッドにとって過酷なレースとなりそうですが、チーム全員が今回の挑戦を楽しみにしています」

 開幕3連勝を狙う8号車の一貴は「モンツァはお気に入りのサーキットのひとつで、2017年以来となる訪問を本当に楽しみにしています」とコメント。

「ブレーキングや縁石通過、そして荒れた路面でのトラクションなど、簡単なコースではないだけに、我々のハイパーカーがどれだけのパフォーマンスを見せられるのか楽しみです」

 かつてイタリアに住んでいたこともある可夢偉は「17歳の時にジュニアカテゴリーのレースで初めて走ったのがこのモンツァであり、とてもよく知っています。イタリアでまたレースができるのはうれしいです」と述べた。

「今大会から観客が戻ってくるのは素晴らしいことですし、イタリアのファンの皆さまの前でエキサイティングなレースを見せることができたらと思っています」

 そのレースは16日(金)午後に行われるフリープラクティス1で走行がスタート。翌17日(土)に2回のプラクティスと予選が行われ、6時間におよぶ決勝レースは18日(日)正午(日本時間19時)にスタートが切られる予定だ。

TOYOTA GAZOO Racingの7号車トヨタGR010ハイブリッド(マイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ-マリア・ロペス組)
TOYOTA GAZOO Racingの7号車トヨタGR010ハイブリッド(マイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ-マリア・ロペス組)

 WEC第3戦モンツァに向けたTOYOTA GAZOO Racingドライバーのコメント全文は以下のとおり。

■7号車トヨタGR010ハイブリッド

●小林可夢偉

「WECではモンツァのレースを戦ったことはありませんが、私自身は17歳の時にジュニアカテゴリーのレースで初めて走ったのがこのモンツァであり、とてもよく知っています。私のキャリア初期にはイタリアに住んでいたこともありますし、イタリアでまたレースができるのはうれしいです」

「このモンツァ戦はル・マン前の最後のレースでもあり、とても重要なレースウイークです。すべてを着実にこなして、GR010ハイブリッドの性能を引き出し、信頼性を確認するとともに、我々自身の準備も整える必要があります」

「今大会から観客が戻ってくるのは素晴らしいことですし、イタリアのファンの皆様の前でエキサイティングなレースを見せることができたらと思っています」

●マイク・コンウェイ

「モンツァに戻れるのはうれしいよ。数年前のプロローグテストで訪れたが、TS050ハイブリッドでこのような超高速コースを走るのは本当に楽しかった! GR010ハイブリッドでも同様に間違いなく楽しめるだろう」

「ハイパーカーでモンツァを走るのは初めてなので、もちろん挑戦だし、特にブレーキングや縁石通過時に向けて正しくセットアップすることが必要だ。それらにうまく対応し、トップに立てることを期待している」

●ホセ・マリア・ロペス

「モンツァに戻れてとてもうれしく思う。モンツァでのレース自体はずいぶん長い間していないが、キャリアの初期にこの近くに住んでいたことがあり、とても良い思い出があるんだ」

「ジュニアカテゴリー時代に何度か優勝したこともあるし、WECでも勝てればと思っている」

「モンツァは耐久レースに最適なコースだと思うし、前戦ポルティマオで良いパフォーマンスを見せられたので、今大会に向けてもとても期待が高まっている。ル・マン前の最後のレースでもあるから良いレースウイークにしたいね」

■次のページへ:8号車トヨタGR010ハイブリッド


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