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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2021.07.14 11:59
更新日: 2021.07.16 10:29

【スケジュール&最新エントリーリスト】初開催、ル・マン前の高速決戦/WEC第3戦モンツァ

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ル・マン/WEC | 【スケジュール&最新エントリーリスト】初開催、ル・マン前の高速決戦/WEC第3戦モンツァ

 今季、LMP1に代わる最高峰カテゴリー“ハイパーカー”が導入されたWEC世界耐久選手権では、トヨタGAZOO Racingの8号車GR010ハイブリッドが開幕2連勝を遂げた。そしていよいよ第3戦となる『モンツァ6時間レース』が7月16〜18日にかけて、イタリア北部のミラノ郊外に位置するモンツァで開催される。

 第2戦ポルティマオと同様、モンツァも2012年に創設された現行WECでは初開催のトラックとなるが、2017年の開幕前テスト“プロローグ”を開催した実績がある。

2017年開幕前、モンツァで行なわれたWEC公式テスト“プロローグ”
2017年開幕前、モンツァで行なわれたWEC公式テスト“プロローグ”

 モンツァ国立公園内に位置する一周5.793kmのコースで争われる第3戦は、限られた数ではあるものの有観客でのイベントとなる。WECのレースに観客の入場が許されるのは、2020年2月に行なわれたアメリカ・オースティン戦以来となる。

 今回のレースには、4クラス・37台のマシンがエントリーしている。

 前戦でレースデビューを飾った新型ル・マン・ハイパーカー(LMH)『グリッケンハウス007 LMH』は、2台体制に拡大してのエントリーを予定。これにより、ハイパーカークラスは5台による争いとなる。

 また次戦ル・マン24時間を前に、LMGTEアマクラスにはスポット参戦してくるチームも。モンツァが“地元”となるフェラーリは、LMGTEプロクラスに2台、アマクラスに8台、計10台のフェラーリ488 GTE Evoを送り込む。

 日本勢としてはトヨタの7号車で小林可夢偉、8号車で中嶋一貴がエントリー。さらに今季、日本籍チームとしてLMGTEアマクラスを戦うDステーション・レーシング777号車アストンマーティン・バンテージAMRから星野敏と藤井誠暢が参戦する。なお、木村武史が第2戦に参戦したケッセル・レーシングの57号車フェラーリは、今大会を欠場する。

 サーキットの基本データやレースウイークのタイムスケジュール、TV放送予定、最新エントリーリストなどは以下のとおり。なお、現地と日本の間には7時間の時差がある。

■イベント正式名称

6 Hours of MONZA

■サーキット&イベントデータ

・名称:アウトドローモ・ナツィオナーレ・ディ・モンツァ
・全長:5,793m
・コーナー数:11
・レース距離:6時間

■タイムスケジュール(7月8日現在)

※日本時間(現地時間)

・7月16日(金)
22:30~24:00(15:30~17:00) フリープラクティス1

・7月17日(土)
16:30~18:00(9:30~11:00) フリープラクティス2
21:00~22:00(14:00~15:00) フリープラクティス3
25:00~25:10(18:00~18:10) LMGTE予選
25:20~25:30(18:20~18:30) HYPERCAR&LMP2予選

・7月18日(日)
19:00~25:00(12:00~18:00) 決勝

■TV放送/映像配信予定

J SPORTS

7月17日(土)
24:50~26:30 予選(J SPORTS オンデマンド)

7月18日(日)
18:30~25:30 決勝(J SPORTS 1)
18:30~26:30 決勝(J SPORTS オンデマンド)

■ライブタイミング&ストリーミング

・FIA WEC公式ページ
https://www.fiawec.com/

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