ACOフランス西部自動車クラブは現地時間2月2日、2017年のWEC世界耐久選手権のシーズンエントリーリストを発表した。4クラス合計で28台が名を連ねている。
6月のル・マン24時間耐久レースを中心に開催され、今年で発足6年目を迎えるWEC。今年は16年と同様、全9戦が予定されており、シーズンエントリーは28台。昨年の32台からは4台減少した。
総合優勝を争うLMP1クラスでは、昨年限りでシリーズを撤退したアウディをのぞいた、ポルシェ、トヨタの2マニュファクチャラーが参戦する。王者ポルシェは昨年同様、2台体制でエントリー。カーナンバーは1と2だ。
対するトヨタは、第1戦〜第3戦までは3台、以降は2台での参戦。WECにフルエントリーする2台はカーナンバー7と8、3台目はカーナンバー9を使用する。
プライベーターとしてハイブリッドシステム非搭載の車両を投入するのは、先日ニッサン/ニスモ製3リッターV6ターボエンジン・VRX30Aへのスイッチを発表したバイコレス・レーシングチームの1台のみ。カーナンバーは4で、ドライバーにはロバート・クビカが名を連ねた。
このバイコレスを含め、今季のLMP1は合計で5台がフル参戦する。
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