今年の開幕戦デイトナ24時間レースで優勝し、その後タイヤプレッシャーに係るデータ操作のスキャンダルでIMSAからポイント剥奪のペナルティを受けたMSRだが、来週末に予定されている2023年シーズン最終戦『モチュール・プチ・ル・マン』ではGTPクラスタイトルの可能性を残して臨むことになる。
シャンクは耐久レースプログラムを通じて関わった人々に向けて感謝の言葉を述べている。「私とこのチームの成長に大きな影響を与えてくれた、たくさんの人々に感謝したい」
「ジム・フランス(IMSA会長)は2004年にこのシリーズに参加して以来、私たちをサポートしてくれている。彼には感謝してもしきれない」
「また、ジョン・イケダ(アキュラ副社長)、デビッド・ソルターズ(HPD社長)そしてホンダ、HPD、アキュラの皆がMSRにチャンスを与えてくれて、ここ数年私たちがこのプログラムを運営することを信頼してくれた。そのおかげで、私たちは一緒に素晴らしいことを成し遂げることができた」
「私たちと一緒に戦ってきたクルーやドライバーの皆、さらに我々には非常に多くのリストがあるが、彼らに対しても感謝しきれない思いでいっぱいだ。彼らのほとんどは、私がグランダムでこのチームを始動させて以来、私の人生を変えてくれた」
「私が言ったように、我々はどこにも行かない。いまは(そこに)居ないだろうが、間違いなく永遠ではない。来年は(スポーツカーレースから)一歩引いて、インディカー・プログラムに集中することがチームとして重要になるだろう」