スーパーフォーミュラ富士テストのエントリー発表。トヨタのレギュラー5人が不参加

　全日本スーパーフォーミュラ選手権を運営する日本レースプロモーションは、3月31日〜4月1日に富士スピードウェイで行われる第2回公式合同テストのエントリーリストを発表した。トヨタエンジン勢は5名のドライバーが不参加となっている。

　鈴鹿サーキットで行われた第1回合同テストに続き開催される3月31日〜4月1日の第2回合同テストは、例年どおり富士スピードウェイが舞台。ただ、今回なんと5名ものドライバーが不参加となっている。理由としてはフォーミュラEのメキシコ戦、そして4月1〜2日にモンツァで行われるWEC世界耐久選手権の公式テストである“プロローグ”が挙げられる。

　まず、国本雄資（P.MU/CERUMO・INGING）が参加せず。代わってチームで監督を務めている立川祐路が2日間ドライブすることになった。また、フェリックス・ロゼンクビスト（SUNOCO TEAM LEMANS）はFEメキシコのため欠席。こちらは2016年のGT500王者の平手晃平が代役を務めることになった。

　さらに小林可夢偉（KCMG）もWECテストのため欠席。こちらは鈴鹿テストの2日目同様に中山雄一が代役に。さらにVANTELIN TEAM TOM’Sは、アンドレ・ロッテラー、中嶋一貴ともに欠席。ロッテラーの代役はジョアオ-パオロ・デ・オリベイラとジェームス・ロシターが、一貴の代役は平川亮が務める。

　このあたりの人選がWECのシートにも大いに関係していそうだが、フォーミュラにとって貴重なテスト時間で参戦ドライバーが参加しないため、代役を務めるドライバーの役割は重要なものになりそうだ。

　なお、このテストは一般でも観覧が可能だ。詳細は富士スピードウェイ公式ホームページ（http://www.fsw.tv/freepage/1527/）まで。

全日本スーパーフォーミュラ選手権 第2回公式合同テスト
エントリーリスト