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投稿日: 2015.08.28 17:53
更新日: 2016.09.14 18:00

TEAM無限、SF第4戦もてぎで山本が8位入賞

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スーパーフォーミュラ | TEAM無限、SF第4戦もてぎで山本が8位入賞

■決勝
#16 山本 8位(52周 1時間24分35秒637 ベストラップ 1分36秒264)

 正午に前後してツインリンクもてぎの上空には黒雲が広がり、土砂降りとなってコースは完全ウェットとなった。だが午後3時の決勝スタートの頃には雨は止み、コースは乾き始めた。午後2時10分の段階でウェット宣言が出され、午後2時20分から8分間のウォームアップ走行セッションが設けられた。#16山本はウェットタイヤを装着してコースイン、4周を走行してピットへ帰還した。

 上空では雲が切れ始めており、コースは走行ラインが乾き始めている状況。決勝レースのダミーグリッドヘつくためコースインする際には#16山本をはじめ、全車がドライ路面用スリックタイヤを装着した。気温は26度、この季節としては低い。

 8番手からスタートした#16山本はうまく加速、前方のマシンを抜きながら第1コーナーへ進入していった。しかし路面が完全に乾いていなかったこともあって走行ラインが交錯し、行き場をなくした#16山本は第3コーナー、第5コーナー、V字コーナーで軽く周囲の車両と接触、順位を10番手へ落として1周目を終えた。この接触の過程でノーズコーン先端にダメージを負ってしまった。

 #16山本は前走車から1秒強の間隔を保ってレースを続けた。コースのレイアウト上、なかなかこの間隔を縮めることはできない。ピット作業を前倒しする上位車両が現れたため、#16山本の見かけ上の順位は11周目には8番手、12周目には7番手、16周目には6番手、22周目には5番手へと上がった。

 #16山本自身はレースを折り返した27周終了時点てピットイン、リヤタイヤのみを交換してロスタイムを切り詰め、レースに復帰した。この時点で#16山本の見かけ上の順位は12番手へと落ちたが、その後でピットストップする車両がいたため29周目には11番手、31周目には10番手、32J1目には9番手、34周目には8番手へとポジションを上げた。コース上ではオーバーテイクできなかったが、ピット戦略と作業によってポジションを2つ上げた形だ。


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