チーフエンジニア:渡邊信太郎
「第3戦のあとに行われた公式テストでのクラッシュが、予想以上にダメージが大きかったので、今回マシンがきちんと走ることを確認する必要がありました。しかしまず公式練習走行でライバルともそん色ないセクタータイムが出て、ファクトリーで行った対策が機能していることを確認できホッとしました」
「そして予選では、いつもよりも速い段階からタイムが出ていたため、アタックラップには期待が持てたのですが……とても残念な結果になってしまいました。トラブルの原因となったのはメイン電源を遮断するスイッチ系統で、スイッチそのものの内部が破損したために、これが発生してしましました」
「明日は苦しい闘いになるとは思いますが、最後までがんばりますので応援よろしくお願いします!」
ドライバー:加藤寛規選手
「予選はアタックに入った途端に、電源が落ちるトラブルに見舞われてしまいました。電源が落ちたステアリングはパワーアシストがいきなり効かなくなるため、これを保持する手首が少し痛かったです。けれど、なんとかぶつけずに止まれ、コース脇にマシンを停めることができたので良かったです」
ドライバー:高橋一穂選手
「公式練習走行ではマシンをヒットさせてしまいましたが、チームが素早く対処してくれて助かりました。マシン的にはストレート加速も取り戻せたし、加藤選手も予選を走りきることができれば、かなり良いところへいけたと思います」
「あとはいかに自分がEVORAにアジャストできるか。まだしっくり来ないところはあるのですが、明日はこれを少しでも改善してレースに臨めればと思います」