大嶋和也選手のコメント
ハンデなりにいいペースで走れたと思います。ただ、タイヤが新しいうちは速いんですけど、ハンデが重いこともあって最後はタイヤが厳しくなりましたね。
そこへ8号車が迫って来て、しのいだと思ったら23号車が来て、しかも雨まで降ってきたりといろいろあって大変でしたが、押さえきれて良かったです。
これでポイントリーダーですから、次の富士ではさらに厳しいハンデ状況で走ることになるわけですが、今日のレースのこともしっかり活かして、もっとしぶとく戦えるように頑張っていきたいですね。得意の富士ならハンデが厳しくてもポイントを獲れる、そういう気持ちで臨もうと思います。
アンドレア・カルダレッリ選手のコメント
レース中、つねにコンディションが変わっていくような難しいレースでしたね。ペースをつかむのは簡単でなく、GT300クラスをパスするのも大変でした。
でも、チームが素晴らしい仕事をしてくれましたし、僕たちドライバーもミスなく走ることができました。セーフティカーの件は不運でしたけどね。
表彰台を獲得できてハッピーですし、チャンピオン争いという意味でも、大きいポイントをゲットすることができました。とても良かったと思います。
山田健二エンジニアのコメント
ハンデの状況を考えれば、クルマの仕上がりはドライ、ウエット、いずれの路面に対しても良かったといえるでしょう。スタッフも頑張ったと思いますし、なによりドライバーふたりがいい走りをしてくれましたね。次の富士はハンデがさらに厳しくなりますが、レクサス勢のライバルたちには先着したいです。
脇阪寿一監督のコメント
今回のレースでは狙った通りのことができました。いろいろな要素が不安定ななかでしたが、作戦的にもベストな結果を引き出せたと考えています。
セーフティカーが入った位置によるアンラッキーもありましたけど、ドライバーとチーム、全体でいい仕事ができたレースだと実感しています。
これでポイントリーダーの座に就くこととなり、シリーズタイトル獲得という今シーズンの目標が、明確なものとなってきました。チームのみんなが一層モチベーションを上げて、仕事のクオリティもさらに上げていってくれると期待しています。
そして、それこそがこの先、我々に必要なことだとも思っています。次戦以降も応援よろしくお願いします。