しかし、苦しい展開は続くが雨は止み、今度はドライコンディション寄りに変わってきた。そして、36ラップ目にピットインの予定をしていた19号車 WedsSport ADVAN LC500だが、またしても雨がぱらつき始め、様子を見ていた矢先の37ラップ目、24号車がクラッシュ。2回目のSCが入ることに。
そして、42ラップ目にピットイン。国本選手がドライタイヤで戦列に戻った。そして、レースは進行するが、直後に300クラスのマシンのクラッシュにより3回目のSCが入り、レースは仕切り直しに。
SCがあけた53ラップ目からは、大きくレースが動くことなくドライコンディションで進行するが、残り10周を数えたあたりから、ふたたび雨が降り出し、路面がセミウエット状態に。
難しい路面に変化するが、国本選手は慎重にレースを展開し77ラップ目、19号車 WedsSport ADVAN LC500をゴールへと導いた。
優勝は、1号車DENSO KOBELCO LC500、2位46号車S Road CRAFTSPORT GT-R、3位6号車WAKO’S 4CR LC500。開幕から4戦連続でLEXUS勢がレースを制した。
■関口雄飛選手コメント
スタート前に雨が降り出してきてタイヤを交換する組としない組に分かれて、僕たちはスリックで行ったんですが、スタート直後に雨が強くなり路面が一気に濡れてしまいスリックではきつい状況になりました。
ただ、その状況でピットしても勝負権がなくなってしまうので雨が止むことに賭けたんですがダメでした。300にも抜かれるくらいまでペースが落ち込んだので、ピットしましたが、その時点でラップされて今日はまったくレースになりませんでした。
しかしあの時点で雨が止んでいたら表彰台が見えていたので、チームでトライした結果です。次の富士も頑張りますので応援宜しくおねがいします。
RACING PROJECT BANDOH YOU TUBE(https://www.youtube.com/watch?v=99jTU3pDJcE)