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スーパーGT ニュース

投稿日: 2018.03.17 19:26
更新日: 2018.03.17 22:15

速くて差がない超接近模様のスーパーGT500クラス。テスト初日の手応えと3メーカーの雰囲気

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スーパーGT | 速くて差がない超接近模様のスーパーGT500クラス。テスト初日の手応えと3メーカーの雰囲気

 スーパーGTの2018年シーズン開幕を見据えた岡山公式テスト、初日はWAKO’S 4CR LC500がそれまでの1分18秒126のコースレコードタイムを上回る1分18秒017をマークしてトップを奪った。そのトップタイムとともに注目となったのが、1秒以内に13台という超接近戦となったタイム差だ。

 残りの2台に関してはロングラン重視でアタックを行っていなかったようで、この2台がニュータイヤでアタックをしていれば、GT500クラスの全15台が1秒以内に入っていた可能性が高い。

 トップタイムをマークしたWAKO’S LC500の大嶋和也は「最後のアタックでは少しミスもしているので、あとコンマ2秒は詰められたと思います。今日はずっとひとりで走行していたので(チームメイトでルーキーのフェリックス・ローゼンクビストがフォーミュラEの第6戦ウルグアイ戦出場のため)、いい機会なので普段やらないような、いろいろセットアップでも試すことができてポジティブな印象を受けることができた。最後は3周連続でアタックになりましたが、最初から決めていたわけではなく、時間があったからアタックし続けただけです」と話すように、言わば余裕のトップタイム。

公式テスト初日にトップタイムをマークしたWAKO’S 4CR LC500

 もちろん、開幕戦に向けてのタイヤ評価がメインのこの事前テストだけに、各チームのメニューは大きく異なっており、初日のタイムだけで勢力図を語るのは時期尚早だ。だが、それでも今年のWAKO’S LC500陣営の手応えには、目を見張るものがある。

 チームメイトのローゼンクビストの評価も極めて高い。脇阪寿一監督が話す。

「おそらく、スーパーGTのルーキーとして開幕前に走行機会が一番少ないドライバーなんじゃないかな。それくらい、フェリックスはテストに参加した日数が少ない(実質、2日半程度だという)。それでもその少ない時間の中でこちらの話をよく聞くし、理解も早くて賢い。人間性として素晴らしいし、コース上のパフォーマンスもまったく問題ない。スーパーなドライバーだよね」と、寿一監督も手放しで評価する。

RAYBRIG NSX-GT ジェンソン・バトン

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